Saturday, January 29, 2011

『人格障害の時代』 岡田尊司

  (長い間、服従していた被害者が)人間的に対等な関係に
目覚めたり、実像よりはるかに肥大化した、
はりぼての自分(加害者)の価値に気づいてしまうのではないかと
不安なのです。この点では、暴力をふるっている加害者の側も
決して自信に満ちているわけではありません。見透かされは
しないか、正体を知られはしないかと終始汲々として、
その不安を解消するために相手を暴力で封じ込めようとするのです。
(p.116)

1 comment:

n said...

ギャングストーキング犯罪において、
大量の反社会性人格障害者(サイコパス)が
加害集団を形成するリード役となる道具として
動員されていることは既に英語圏でも
指摘されてきた事実だが、上記抜粋の「暴力」という
単語を「集団ストーキング」に置き換えても
不思議なほどピッタリはまることに
賢明な方々はもうお気づきだろう