Tuesday, November 24, 2015

『法然のゆるし』 梅原猛 / 町田宗鳳

Umehara, Takeshi, and Sōhō Machida. Bukkyō Nyūmon Hōnen No "yurushi". Tōkyō: Shinchōsha, 2011. Print.

どれだけ高学歴で上品な格好をしている人であっても、みな深層意識には盲目的な衝動や、悪魔的な何かがあります。(p.79)

どんな世界でも・・マイノリティがある程度の広がりを持ったとき、大きな伝統的勢力から潰されるというのは世の常でしょう。現代に照らし合わせてみても、原発反対運動を行った人が圧力をかけられたり、民間療法団体が国の機関にその療法の効果を否定されるといったことが、現実に起きています。(p.80)

『超マインドコントロール2 ― 日本人だけが知らない! 日本と日本人の凄さ! 』 池田整治

Ikeda, S. (2012). Cho maindo kontororu: 2 (Nihonjin dake ga shiranai nihon to nihonjin no sugosa). Magajinhausu.

放射能汚染には外部被曝と内部被曝があります。子孫まで長期にわたる影響はその性質上、内部被曝が問題となります。ところが・・・日本では内部被曝はまったく問題にされてきませんでした。・・・実態が明らかになるとアメリカの国際法にもとる非人道性が明確になり、今後、核兵器は使用できなくなるし、莫大な金儲けのために原発を日本に設置することもできなくなるからです。アメリカの国益が損なわれるばかりか、同床異夢で甘い汁を吸っている利権グループが困りますから、なんとしても、フクシマでは「内部被曝が問題であること」を国民に気づかせたくないのです。そのため、政府(政治家と官僚)、東電、大手メディアが三位一体となり、戦時下の大本営発表のように「ひとだまし」の情報を流し続けています。(p.p.21-22)

[3・11フクシマによる]内部被爆が表面化するのは五~一〇年後に子供たちの白血病や癌が多発してからでしょう。・・・広島や長崎の原爆でも六~七年後に白血病などで亡くなる患者がピークを迎えています。もちろん、終戦直後7年間は米軍占領下で(日本の独立が認められたのは1952年です)、GHQによる完璧な報道統制政策「プレスコード」にコントロールされていましたから、「原爆に関する情報」は一切報道が禁止されていたのです。報道すれば、そのメディアは発禁処分になりました。(p.23)


『考えない練習』 小池龍之介

Koike, R. (2012). Kangaenai renshū. Tōkyō: Shōgakukan.

 池谷: たとえば2008年に、イタリアのある地方で米軍基地を拡大するという話があったんですが、当然、その時に反対意見や賛成意見がたくさん出たので住民投票をすることになったんですね。その時、心理学者が現地で実際に調べたら面白いことがわかった。
  住民投票の一週間前に、「あなたは基地拡大に賛成ですか、反対ですか」というアンケートをとりました。すると一週間前だから、まだ決めていないとか、わからないという人がいた。でも、その人たちを調べてみると、一週間後に反対票を入れるか賛成票を入れるかが、その時点でもう高い確率でわかってしまうんですよ。
 なぜわかるのか。いろいろ方法がありますが、最もわかりやすいのは自由連想の方法です。
 たとえば「水と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?」と聞く。
 
・・・しかし自由連想というのが、これまた不思議なもので、たとえば水と聞いて「聖徳太子」と言う人はあまりいないと思うんですよね(笑)。「自由」なはずだから水から聖徳太子に飛んでも良いはずなのに、実のところ全然自由ではなくて、飛躍できる着地点が決まってしまっているんです。
 
・・・それで、ある単語を聞いたらどう反射するかを調べていくと、その人の「思考癖」がわかってきます。実は、これが答えなんです。

・・・だから、一週間前のその人の反射のパターンを調べていくと、一週間後のその人の投票がわかる。「ほら、あなたは賛成にまわったでしょう」というのが、わかってしまうわけですね。
 面白いのは、投票した後に投票所の外でもう一回「あなたはなぜ賛成したのですか?」とアンケートをとるんです。すると、皆もっともらしいことを言うんですね。こういう理由だから賛成であると。でも、誰一人として「ただの反射です」と思っている人はいないんです。本当は反射なのに(笑)。
 ここで重要なことが、その反射パターンが何で決まってくるかというと、その人がどういう人生経験を積んできたか、どういう「来歴」かなんです。(p.p.238-240)

『他人を攻撃せずにはいられない人 』 片田珠美

Katada, T. (2013). Tanin o kōgeki sezu niwa irarenai hito. Tōkyō: PHP Kenkyūjo.


巧妙に罪悪感をかき立てる

この罪悪感は、さまざまな影響を及ぼすが、何よりも深刻なのは、自己主張を妨げ、自己懲罰を引き起こすことである。その結果、能力を充分に発揮できなくなることさえある。・・・当然、何をやってもうまくいかなくなるが、これは、攻撃欲の強い人にとっては思うつぼである。そっと忍び寄り、罪悪感を一層刺激しながら、劣等感をチクチクとつついて、支配しようとする。(p.99)
なぜ他責に走るのか。それは「すごい自分」という自己愛的メッセージと現実とのギャップを、自分では埋められないために、他人のせいにすることで万能感を維持しようとするからである。
 (p140)


羨望に突き動かされて
ターゲットを孤立させるのも、攻撃欲の強い人の常套手段である。
従事している仕事や活動をけなしたり、せっかく築いた人間関係にけちをつけたりして、徐々に他の人とのつながりを断ち切るように仕向けていく。・・・これは、ターゲットが他の人との交流によって考えを変えたり、支えてもらったりするようになるのを防ぐためである。そんなことになれば、影響力を行使しにくくなるので、シャットアウトするわけである。
 ・・・このように孤立させようとするのは、自分のあずかり知らぬところで、ターゲットが能力を発揮したり楽しみを見出したりすることに耐えられないからでもある。(p.p.121-122)

 攻撃欲の強い人は、自分の目的を達成するまでは、決して変わらない。・・・目的とは何か?破壊である。ターゲットを壊し、ターゲットがやっていることをむちゃくちゃにしようとする。

こういう人が態度を変えることがないわけではない。いつか?ターゲットが打ちのめされて、へこんだときだけである。(p.p.188-189)

 嘘つきの周囲にも、嘘を信じてうなずいたり、おもしろがったりする人がよくいる。こういう人が嘘つきを可能にする「イネイブラー[enabler]」の役割を果たしているからこそ、虚言癖はなかなか治らないのである。
 それと同じように、攻撃欲の強い人の周囲にも「イネブラー」が存在することが多い。たいていは、親切で優しく、他人の悪意を疑うことなどせず、傷けられてもできるだけ早く忘れて笑顔で接しようと思っているような人である。当然ターゲットにされやすい。…さんざん痛い目に遭わされているにもかかわらず、言い返さずに黙々と働いていればいつか相手の態度が変わるのではないかと淡い期待を抱いている人がいることである。
 そんなことはほとんどありえない。こちらが誠心誠意やっていれば向こうがそれに応えてくれるだろうなどというのは、甘ったるい幻想にすぎない。(p.p.164-165)



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Sunday, November 8, 2015

『マインドコントロールの拡張』 浜田至宇

Hamada, Y. (1995). Maindo kontorōru no kakuchō.

(一九八二年)アメリカ空軍が提出したバイオテクノロジーの報告書にもやはり電磁波兵器の可能性について書かれており、ELFが人に対する兵器として使える可能性があるとしていた。・・・「(この電磁波)システムは、さまざまな程度の生理学的な障害、知覚的な錯乱などを引き起こすことに使われる」ものdえ、この兵器体系は電磁波の性質から、「音が出ないので、対抗手段(カウンターメジャー)も困難」であろうと予測している。
(p.244)


神経生理学者であるマイケル・パーシンガー(Michael Persinger)・・の考えでは、人間の攻撃性をなくすには、吐き気をその人間に催させるのが最も効果的だとし、これを電磁波を使って・・実験が行われ、肯定的な結果が得られたという。(p.244)

カリフォルニア、ロサンゼルスのバイオメディカル研究所のロバート・ベックはELFのある特定の周波数が人間に特殊な影響を与えることを発見した。その周波数とは六・六七ヘルツ、六・六二ヘルツで、これに照射されたに人間には、混乱、不安、恐怖、不眠症などその心身に悪い影響が現れるという。

さらに別の周波数を[カリフォルニア州のテクニック研究所のエリザベス・ラウシャーは「マリファナ周波数」と呼び、それを照射することによってあらゆる人を楽しく笑わせることができると主張している。
(p.245)

 

『とても基本的な学習心理学』 山崎浩一

Yamazaki, K. (2013). Totemo kihonteki na gakushu shinrigaku (Basic Companion to Psychology of Learning ). Ofu.


5-2. 4   Imagination Inflation

ゴフとローディガー(Goff & Roediger, 1998) は実際は自分が行っていないはずの行為であっても、その行為を行っている姿をイメージさせることで、自分が行ったとして思い出すことを示した。行為について虚記憶が生起することをしめしたものである。(p.121)


7-1. 1  The principle and effect of Priming

あなたは今日・・・美容院に行った後、“かみ”と発音される単語を耳にしたとする。このとき、多くの人は“かみ”と聞いて“髪”を連想するだろう。一方で“紙”や“神”を連想する人はそれほど多くな[い]。 ・・・もし、これが特定の事象(例:“かみ”と聞く)がどのように認知されるかは、それを取り巻く状況などの文脈の影響を受ける。プライミング効果とは、こうした文脈的な影響のことを指す。
(p. 159)


 

鈴木邦男, 北芝健『右翼の掟 公安警察の真実』




転び公妨


嫌がらせに近い張り込みの実態

鈴木 「僕は二十四時間、何週間も、側でピッタリと張り付かれて監視されたことがある。・・・そういうふうに張り付いている公安捜査官ってのは、どういう気持ちなの?…」
北芝 「…これはもう淡々と、言われるままにやっていますね。いまさら鈴木さんに対して、何かを解明しようと思ってないはずですよ。…相手のことなんか関係ない、このローテーションの勤務が終われば、帰って、パチンコやって、ガキの顔を見てどうのこうのと、そんなことばかり考えているやつもいるはずです。分かりやすく言えば、給料のためです。」
鈴木 「じゃあ、僕に付いてみる?」
(p.217)


  アパートの隣の人からは、「鈴木さん、変な人がついてきてますよ。警察に言ったほうがいいんじゃないですか」と教えられたこともある。そのついてくる奴が警察だよとは言えない。あまりに露骨で、この野郎と思って、手を出したら、[あるいは手を出さなくても"転び公妨”演技などで]公務執行妨害、暴行で[何も違法行為をしていない自分を]捕まえたはず。
  …おかげで、発狂しそうだったし、ぶち込まれたほうがまだ楽だとさえ思えた。
(p.98-99)


公安の耳作業、目作業、ゴミ作業

 監視対象者が愛人とのセックスを終えて[ラブホテルの部屋を]退室した。受付の奥に潜んでいた我々[公安捜査官]は速やかに使用された部屋に行く。毛髪、陰毛、コンドームに残された精液。トイレに便が残っていれば、それも採取して鑑識に回す。それから血液型だけでなく、DNAデータが判明する。どのくらいの頻度で性行為をしているのか、持病の有無までもが分かる。行為後にティッシュを使えば、相手の女性のデータまでもが採れる。ラブホテルは決定的な情報の宝庫でもある
(p.156-157)


こうした一連の作業を表す言葉で面白い言葉がゴミ作業。文字どおり[市民が出した]ゴミを[公安が]漁って、その中から情報を得る作業だ。…毛髪や唾液からはもちろんDNA、食品パッケージからは食物嗜好だ。この男は栄養が偏っている、肉ばかり食っているなどが分かれば病歴や将来的な健康状態なども予測できるわけだ。
(p.153)

『財務省のマインドコントロール』 江田 憲司

「裏部隊」とは[例えば行政改革をつぶしたりするための組織のことで]、その役所の将来を背負って立つような超エリートで構成され、「裏部隊工作員」たちは、時の総理はもちろん、主要な政治家や各界のオピニオンリーダーと言われる人たちに張り付きます[つまり集団ストーカーをやる]。そして相手の経歴を調べ上げ、必要ならば親類縁者や係累まで洗い出し、[たとえば行革つぶしが狙いである場合]「財政と金融を分離するととんでもないことが起こりますよ」というように、”ご説明”や用意周到な根回しを行うのです。
(p.129)

江田憲司「原発村と自民党の陰謀」すべて、すっぱ抜く!

苫米地英人『脳と心の洗い方』

Tomabechi, H. (2006). Nō to kokoro no araikata =: Selfwash your brain : Dr. tomabechi no jinsei o kaeru. Tōkyō: Foresuto Shuppan.

昭和二〇年(一九四五年)九月十七日付の朝日新聞には、占領軍トップのマッカーサー元帥の言葉として以下のような引用がされています。
「連合国が如何なる点においても日本国と連合国を平等であるとは見なさないことを明快に理解するやう希望している。日本は文明諸国家間に位置を占める権利を容認されていない、敗北せる敵である。・・・交渉というものは存在しない。・・・最高司令官は日本政府に対して命令する。しかし交渉するのではない。交渉は対等のものの間に行はれるのである。しかして、日本人は彼等が既に世界の尊敬や或は最高司令官の命令に関して折衝することが出来る地位を獲得したとは信じさせてはならない。。。日本国民に配布されるすべてのものは今後一層厳重な検閲を受けるやうになるであらう。。。」 (朝日新聞昭和二〇年九月十七日付)

これが、当時のGHQの占領政策による情報遮断プログラムでした。・・・特に注目すべきは、検閲制度そのものの存在について、出版、映画、新聞、雑誌等が間接的にも言及してはならいとなっていることで・・・前代未聞の情報遮断プログラムであった・・・。

また、[戦後来日した]催眠・洗脳の権威であるスタンフォード大学のヒルガード教授もかかわった可能性があると推測される、「War Guilt Information Program, WPGIP」(戦争罪悪感情動プログラム)という[悪の日本人が戦争を起こしたので正義のアメリカ人が征伐したと考えるよう洗脳する]プログラムもありました。(p.186-187)


Sunday, November 1, 2015

『マインドコントロールX - 国防の真実』 池田整治

Ikeda, S. (2012). Maindo kontororu X: Kokubo no shinjitsu. Bijinesusha.

ある先進国の情報機関が、「日本はテロリストグループが国政を握っている」と評していたが、いままさにそれが真実であったことが見えた・・・。(p.201)

世界の真実を見るポイントとして、その人がどの「グループ」に入っていて、さらに「お金」が最終的にどこに集まるのかを見ること・・・
すなわち
1. 決して表に出ることなく、世界を裏から動かしている真の支配者グループ
2. 真の支配者グループから直接指示を受け、表の世界で実際に働く権力者グループ
3. 真の支配者を知らず、表の権力者のために働く(または働かされる)グループ
4. 上記の構造などいっさい知らない普通の人々(いわゆる働き蜂・世論を形成)
5. 上記の構造を熟知した上で意識向上し、世界をよくするために活動する人たち(有意の人)(p.97)


****************

広島・長崎の原爆では[米国の統制により]外部被爆患者しかカウントされなかった。・・・実際には内部被爆死亡者は、100万人を越えると見積もられている。それらの死亡患者の臓器ごとの被爆線量などを含んだ状況証拠も、治療した医師のカルテも、京大医学部の貴重な現地研究資料なども、すべて米国が死体とともに・・・米国本土に持ち去ったのである。だから、内部被爆の実態を伝える資料が日本では跡形もなく消し去られた。また「(占領)軍の機密事項」として触れてもならなかった。違反すれば治安機関[=特高の後身である公安警察]の厳しい取り締まりもあった。(p.63)

・・・「トモダチ作戦」の米陸軍がフクシマから80キロ、海軍が180キロ圏内に入らなかった理由が明確となる。真実がわかっているものに、内部被爆を強制することは、命じたものが「殺人罪」に問われかねないからである。(p.65)

総じて内部被爆は外部被爆の600倍から900倍の影響があると言われている。
とはいえ・・・GOPを自然生薬として日本政府が認可していれば、治癒しうるという「真実」をしっかり認識してほしい。また、放射能を体外に排出する微生物活用のキレート剤も民間レベルでは存在する。(p.66)

[原発のある]泊出身の素敵な女性が東京で素晴らしい男性とめぐり逢い婚約。人生の幸せの最高潮のとき、未来の旦那様のご両親からある日呼び出された。そして、「婚約を解消してほしい・・・」との突然の申し入れ。ビックリして、なぜ?と聞くと、「貴女は素晴らしい女性だけど、私たちは哀しい孫を見たくない・・・」。つまりご両親は、放射能で遺伝子が傷つき、奇形児が生まれることを心配したのである。(p.193)

[原発の住民説明会が行われている泊でも]上記の婚約破棄の悲話が村に届いていた。現代では、真実は女性の口コミ情報で迅速に流れ広まる。このため、このとき会合には後ろに村の女子中学生・高校生が呼ばれるともなく集まっていた。
 その子どもたちが説明会終了後、「お父さん、お母さん、なんでこんなモノ、村につくったの!」「私たち幸せな結婚できるの?子ども生めるの!」と口々に叫んだ。この子どもたちの魂からの叫びに、大人は誰も答えることができなかったという・・・。(p.202)

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貴族A 「…米軍占領以降の『日本人総痴呆化』作戦もきわめて順調だった。 日本人がメディア洗脳にあれだけ脆弱だったとは予想外でした。」
貴族B 「民族の集合意識が、民族の現実をつくる…宇宙の摂理ですな」
長老  「いずれにせよ、日本のどこに地震が起きてもいずれかの原発が暴発するようにずっと配置してきたからな」
貴族C 「沖縄に緊急避難したポダム[*
日本人CIA工作員] から、彼ら全員の救出要請がきております」

長老 「馬鹿な奴らだ。祖国を裏切って我々の手先となり、自らの国を滅ぼし、本当に我々の仲間入りができるとまだ信じている。ピエロの役割は終わった。穢わらしい!速やかに全員抹殺せよ!!」 (p.198)