Friday, February 11, 2022

船瀬俊介『コロナと陰謀』

 Funase, S. (2020). Korona to inbo: Daremo ienai seibutsu heiki no himitsu. Hikarurando.

PCR検査キット「注意書き」に、わが目を疑った。その「COVID-19用検査キット」に、こう記載されている。

「……この検査は、他の様々なウイルスにも〝陽性"と反応します」

そして―。〝陽性"反応する病原ウイルス例として、七種類をあげている。それは、「インフルエンザA型」「インフルエンザB型」「アデノウイルス」……から「マイコプラズマ」「クラミジア」などなど。これらは普通の風邪を引き起こすウイルスなどだ。…それを、ジョンズ・ホプキンス大学は「新型コロナ(COVID-19)」感染数と、重々しく偽って公表している。それを、世界のメディアのキャスターたちは深刻な表情で伝えている。…さらに、「注意書き」には、〝陽性"反応ウイルス例として七種類あげているだけだ。つまりは〝それ以外"のウイルスにも〝陽性"反応する可能性がおおいにある。…さらに、PCR測定用キットの「説明書」にも、こう「注意書き」がある。

「……検査の結果〝陽性"でも、それで新型コロナウイルス感染症(〝COVID-19")と『診断』したり、『治療』の根拠としてはいけない」(p.p.317-321)

PCR検査の信頼度を測定した実験もある。検査を行って、二週間経過観察して、〝陽性"が正確か?判定したものだ。その結果〝偽陽性率"は八〇%にたっしていた。つまり、まったく正常な五人がPCR検査を受けると四人が〝陽性"とされてしまう。(p322)

アンドリュー・カウフマン医師は、明瞭だ。

「……検査で〝陽性"になった五人のうち四人は、じっさいには全く病気ではなかった。これは大変大きな数です。〝偽陽性"率が、五%未満であれば、まあ『良い検査』といえます。それでも一〇〇人のうち五人は『病気』とされてしまいます。だから、理想的ではない。最良の〝偽陽性"率は、一%未満でしょうね ……八〇%とは、あまりにも不正確。何も測定していないのと同じ。」(p.324)

だからPCR"陽性"=新型コロナウイルス感染症として"病名"を付けるのは、完全な詐欺である。医師法にも違反する違法行為だ。

…彼[崎谷博征医師]は、すでに二月の時点で、PCR検査のデタラメさに気づいた。

「……だから、統計について議論することすら、馬鹿らしくなって数字を追うこともやめました。このような"フェイク統計"は、WHOやCDC("ビッグファーマ"製薬利権と"回転ドア"官民ゆ着)が、毎年のインフルエンザウイルスねつ造も行っており、すでに常識となっています。とくに、ワクチンの売り上げが低下したときには、インフルエンザウイルス感染症の数をふくらませる。そのため、医師に、検査なしでも"疑わしい"症例をカウントさせているのです。こういった、いい加減さを通り越した統計を元にして、何を議論しても始まりません」(p.p.353-355)

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「……一九九三年、WHOは『家族計画』のための『出産コントロール・ワクチン』を発表した。公開研究によれば、一九七六年までに、研究者は『破傷風トキソイド(TT)』と『ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)』を結合させ、『出産抑制ワクチン』を開発、これにより、妊娠ホルモンが免疫系によって攻撃される。妊娠女性には中絶効果があり、避妊効果もある。反復接種で不妊効果は延長できる。さらに、WHO研究者たちは、より強力な『不妊ワクチン』の開発に取り組んでいる。それは遺伝子組替え(GM)技術を応用する。WHOは刊行物で『予測不能な先進国の人口増加を抑制する』―という長期目的を表明している」

悪質なのは、これらWHO"不妊ワクチン"が「破傷風ワクチン」などに偽装され、接種されてきたことだ。二〇一四年、これらワクチンを分析したところ、不妊成分hCGが試料の半分から検出された。つまり、ケニアで展開された「破傷風撲滅キャンペーン」の正体は、"人口抑制"キャンペーンであった。(p.p.298-299)

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ペンタゴン(米国防総省)の「生物化学兵器」予算請求の公聴記録。(極秘扱い)

(第九一米国議会下院・歳出委員会小委員会での公聴会)(一九六九年六月九日)

そこで、生物兵器製造を担当するドナルド・M・マッカーサー博士が次のように証言している。

「……生物兵器が微生物であることは、皆さんのすべてがご存知のことと思います。(中略)今後、五年から十年以内に、これまでに知られているいかなる病原性微生物とも、いくつかの重要な側面で異なる新しい感染性微生物を製造することが、恐らく可能になるでしょう。このような微生物の最も重要な点は、われわれが感染症を制圧するのに頼っている体内の免疫系と医療には、恐らく対処できないであろう……ということです。これが、実行可能であるか?明らかにする研究プログラムは、一〇〇〇万ドルの総費用で、五年以内に完了できるでしょう」

‥まさにエイズ・ウイルス(HIV)の実像そのものだ。そして、米軍部は、請求通りの予算を獲得し、研究開発に没頭した。そして―、最初のエイズ患者が、ニューヨークに出現したのは、まさにマッカーサー博士が予言したとおり一九七九年、春のことである。

エイズ・ウイルスが遺伝子組替えで合成されたウイルスなら、いったい、何と何を組み合わせたのだろう?その謎もゼーガル夫妻は解明している。

「……ピスナウイルスは、羊の脳細胞を致命的に破壊することで知られています。(いわゆる狂羊病)。しかし、人間への感染性はありません。『これは、このウイルスの粒子表面(エンベロープ)に、ヒト細胞のたんぱく質と結合するたんぱく質がまったくないためです』(ゼーガル博士)、ところが、博士はエイズ・ウイルスの構造を調べて、その遺伝子配列(ゲノム)には『ヒトT細胞白血病ウイルスのゲノムの一部と類似する領域がある』ことを発見した。この白血病ウイルス(HTLV-I)は、人間に一種の血液ガンを生じさせて、T4細胞の内部で増殖します」(『超インフルエンザ』)

ここで、T4細胞とは「T型白血球細胞」のことである。これは、外部から侵入したウイルスや細菌などを攻撃する免疫細胞の一種。

「……つまり、博士は、エイズ・ウイルス遺伝子配列は、ピスナ・ウイルスと白血病ウイルスの遺伝子を"つなぎ合わせた"ものであることを見抜いたのです」(同)

ちなみにエイズ・ウイルス(HIV)を合成した施設も判明している。それは、ペンタゴン(米国防総省)管轄のメリーランド州フォート・デトリック研究所である。 

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「新型コロナは、『人工的に二種のウィルスを合体した』キメラ(人造生物)の可能性が濃厚だ」([ソルボンヌ大学] A・アサニン博士 進化生物学 2020/3/19)

「……アメリカの科学者は、すでにコウモリなど動物のコロナウイルスの"ハイブリッド"の人工ウイルスを完成させている。二〇一三年には、すでに研究者たちは、この新型コロナウイルスを、人間に感染させる方法を研究している」(科学誌『ネイチャー・メディスン・ジャーナル)   

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新型コロナウイルスのパニック発生直前に、アメリカの大企業のCEOが次々に退陣していたことが、明らかになった。その数は史上最大の一四〇〇人にたっする。これらCEO大量退職は、二〇〇六年のリーマンショックをも、上回る。それも、コロナショック直前の大量辞任だ。

「まるでコロナ不況を見越したかのようだ」「事前に知っていたのではないか?」

その不自然な大量退職に、疑惑が浮上している。なぜなら、二〇二〇年は、未曾有のコロナ不況が世界を覆っているが、二〇一九年には、米国株式市場も好況が続いていた。大企業の多くは堅調に業績を挙げていた。だから、大企業のCEOにとって、辞める理由など、いっさい見当たらない。

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日本いや世界のメディアにとって、ワクチンについて、マイナス情報を流すことは厳禁である。それでも、悲劇はもれ伝えられる。

「高森町、健康被害で賠償金―下伊那郡高森町は…二〇一二年に町による麻疹(はしか)と風疹ワクチンの混合ワクチンの集団予防接種を受けた後、急性小脳炎と診断された女性=当時一三歳=への賠償額五五三万円余を決定する議案を議会に提出。原案通り可決された。女性は二〇一九年二月、予防接種法に基づく国の健康被害救済制度の認定を受けた。町が認定を基に支払うべき賠償額を算定していた」

小さな一段の新聞記事だ。内科医、内海聡医師は、二〇二〇年一月二三日、こう綴る。

「……まさに氷山の一角。おそらく、小脳炎だけでも全国に一〇〇倍から数百倍はいると推測する。アメリカのワクチン強制化の流れも、日本でうるさいのも、ロビー活動の結果に過ぎない」(フェイスブックより)