Sunday, December 4, 2016

池田整治『原発と陰謀』

:自分の頭で考えることこそ最高の危機管理
Ikeda, S. (2011). Genpatsu to inbō: Jibun no atama de kangaeru koto koso saikō no kiki kanri. Tōkyō: Kōdansha.

[原子力行政の不健全さと東大の閉鎖性で]象徴的なのが、立命館大学名誉教授の安斎育郎さんが東大時代に「村八分」にされ、一七年間も助手のまま据え置かれたという一件です。
・・・「同期生のほとんどは原子力業界に進みましたが、わたしは学生時代から原子力の安全が破綻したらどうなるか、ということに関心があり、一人だけ原子力政策を批判する立場になりました」
 ボスである教授は、研究室の全員に「安斎とは口をきいてはいけない」と言い渡し、そのため後進の教育からも外されてしまいました。狭い大学という世界でボスににらまれたらどうなるかは、ドラマや映画にもなった医療界を描いた小説『白い巨塔』でもおなじみです。(p.92)

Thursday, November 10, 2016

David Lyon『スノーデン・ショック : 民主主義にひそむ監視の脅威』

Lyon, D., tajima, ., Ōtsuka, K., & Niitsu, K. (2016). Sunōden shokku: Minshu shugi ni hisomu kanshi no kyōi. Tōkyō: Iwanamishoten. (The Original title: Surveillance after Snowden)

・・・少なくとも監視の実施に関して三つの局面がとても明白になった。第一に、政府は自国の市民を対象にした大量監視に携わっており、このことは民主主義の基本的な実践に反している。NSAは監視を行っている世界最大の政府機関だが、その活動はアメリカ以外の多くの国々にも反映されている。第二に、企業は互いの利益のために、「所有する」提供データを政府と共有している。・・・とりわけ、インターネット会社は承知の上でかどうかはともかく、個人データを提供すべく共謀している。第三に、とりわけソーシャルメディアにおけるオンライン上での交流や携帯電話の使用を通して、一般市民もまた[個人情報の窃盗に]関りを持っている。そのことを必ずしも自覚しないで、他者とオンライン上で接触するだけで我々は皆、NSAやその他提携機関にデータを提供しているのである。
 ・・・どのインターネット検索であれ、どの電子メールであれ、どのテキストであれ、実際、ルーターかWiFiネットワークのいずれかがあれば、電話のような電子機器を携えて人が行くところはどこであれ、それらにより、コーヒーショップ、教室ないし事務室にある人がいるということは記録されるだろうし、これら各々のものは公的および民間の組織の両方により収集・分析され、データ貯蔵庫に付け足される。
(p.10-11)

Wednesday, September 7, 2016

浅羽通明『野望としての教養』

Asaba, M. (2000). Yabō to shiteno kyōyō: Daigaku kōgi.

 日本の「世間」において、著者のようなフリー業者は・・警察の不審尋問に名を借りたいやがらせetcを免れるためにも、大学講師の肩書はぜひとも欲しいものだった。(p.502)

Thursday, July 28, 2016

Dr. Moret, 'Japan’s deadly game of nuclear roulette'

  In The Japan Times in 2004 Dr. Moret predicted the nuclear disaster in Fukushima. She slao suggested that as is often the case with righteous braves, those whistle-blowers are always fired and silenced by COINTELPRO perpetrators. [2004年のJapan Timesで、モレ博士はフクシマの原発事故を予言していた。またこのように市民にとって重大な危険を告発する者は職を解雇され弾圧されるのが常であることに言及し、COINTELPRO(集団ストーカー)を使った権力犯罪が背後で行われていることを示唆している。]

Excerpts from the article:

Of all the places in all the world where no one in their right mind would build scores of nuclear power plants, Japan would be pretty near the top of the list....

Japan sits on top of four tectonic plates, at the edge of the subduction zone, and is in one of the most tectonically active regions of the world....

However, many of those reactors have been negligently sited on active faults, particularly in the subduction zone along the Pacific coast, where major earthquakes of magnitude 7-8 or more on the Richter scale occur frequently. The periodicity of major earthquakes in Japan is less than 10 years. There is almost no geologic setting in the world more dangerous for nuclear power than Japan — the third-ranked country in the world for nuclear reactors....

....I was surprised to see so many reporters attending the two press conferences held at Kakegawa City Hall and Shizuoka Prefecture Hall. When I asked the reporters why they had come so far from Tokyo to hear an American geoscientist, I was told it was because no foreigner had ever come to tell them how dangerous Japan’s nuclear power plants are....

I told them that this is the power of gaiatsu (foreign pressure), and because citizens in the United States with similar concerns attract little media attention, we invite a Japanese to speak for us when we want media coverage — someone like the famous seismologist Professor Ishibashi!

....As reported last year in the journal Science and Global Security, based on a 2001 study by the U.S. Nuclear Regulatory Commission, if the heat-removing function of those pools is seriously compromised — by, for example, the water in them draining out — and the fuel rods heat up enough to combust, the radiation inside them will then be released into the atmosphere. This may create a nuclear disaster even greater than Chernobyl....


In 1998, Kei Sugaoka, 51, a Japanese-American senior field engineer who worked for General Electric in the United States from 1980 until being dismissed in 1998 for whistle-blowing there, alerted Japanese nuclear regulators to a 1989 reactor inspection problem he claimed had been withheld by GE from their customer, Tokyo Electric Power Company. This led to nuclear-plant shutdowns and reforms of Japan’s power industry.

Sugaoka agreed, saying, “The scariest thing, on top of all the other problems, is that all nuclear power plants are aging, causing a deterioration of piping and joints which are always exposed to strong radiation and heat.”

Like most whistle-blowers, Sugaoka and Kikuchi are citizen heroes, but are now unemployed....

The Radiation and Public Health Project, a group of independent U.S. scientists, has collected 4,000 baby teeth from children living around nuclear power plants....

Unborn children may be exposed to Strontium-90 through drinking water and the diet of the mother. Anyone living near nuclear power plants is internally exposed to chronically low levels of radiation contaminating food and drinking water. Increased rates of cancer, infant mortality and low birth weights leading to cognitive impairment have been linked to radiation exposure for decades....

Like the former Soviet Union after Chernobyl, Japan will become a country suffering from radiation sickness destroying future generations, and widespread contamination of agricultural areas will ensure a public-health disaster. Its economy may never recover.

 (2004, May 23). Japan’s deadly game of nuclear roulette. The Japan Times.

Retrieved from http://www.japantimes.co.jp/life/2004/05/23/to-be-sorted/japans-deadly-game-of-nuclear-roulette/#.V5nkqo9OLIU


Saturday, July 2, 2016

Benjamin Fulford 『人殺し医療』

Fulford, B. (2013). Hitogoroshi iryō: Mafia ga shihai suru gendai medikaru shisutemu. Tōkyō: Besutoserāzu.

 患者がいなくなれば病院は潰れる。逆に言えば、病人が増えれば増えるほど、病気が長引けば長引くほど「儲かる」。ナチス医療マフィアたちは、そこにつけ込んで「人殺し医療」に変えてきた。
 ならば・・病院や医療従事者は、「健康な人」からお金を受け取ればいいのだ。(p.245)


日下公人 『人間はなぜ戦争をやめられないのか』

Kusaka, K. (2004). Ningen wa naze sensō o yamerarenainoka: Heiwa o gokaishiteiru nihonjin no tameni. Tōkyō: Shōdensha.

 アメリカ日本占領中[ 日本人婦女を強姦する]犯罪を犯したが、日本人はそれは個人の犯罪だと認識してアメリカに国家賠償や謝罪は要求していない。(p.210)

 アメリカも一九四五年(昭和二十年)の日本進駐にあたっては、[米兵用の]慰安施設を作るよう、日本の県庁や警察に命令している。(p.216)

 ・・・空襲による焼け跡だった・・真っ暗な瓦礫の山へ、日本女性とアメリカ兵は腕を組んで消えていき、また戻ってきた。当然、不払いもあれば気まぐれ殺人もあるが、日本の警察は手を出せない。(p.217)

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 アメリカは世界一の債務国で、二兆ドル超の借金(対外債務)があるが、アメリカに金を貸している国は、すべてアメリカの応援をする。日本に金を借りている国は、すべて日本の敵に回る。日本から借金をしている国は、日本が滅びてくれれば丸儲けだからだ。債権大国になったことを喜んでいる場合ではない、という戦争論からの認識が欠けている。(p.242)

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“階層社会”が虐待を呼ぶ
 戦争中の日本は全体が階級社会だった。・・・韓国人も、中国人に対しては日本人として振る舞い、中国人を見下した。

 十七世紀、十八世紀のイギリス庶民のレジャーは、動物をいじめ殺すことだった。・・・自分より下がいないから、動物をいじめる。・・児童虐待も[イギリス庶民の]レジャーだった。(p.229)


Saturday, June 25, 2016

鍛冶 俊樹 『エシュロンと情報戦争』

Kaji, T. (2002). Eshuron to jōhō sensō.

 アングロサクソン諸国にまたがるこの通信傍受網は、地の利、経済力、技術力を生かして世界規模で抜群の傍受能力を誇っている。我々の通信のたとえ10%が傍受されているとしても、それは重大なことである。10%の通信傍受はストーカーが女子大生を殺害するにも、小売店競争で商売敵を追い落とすにも十分であろう。まして政治や経済の中枢が狙われれば、一国を滅ぼすこともできる。(p.p.74-75)

Thursday, June 9, 2016

Camellion 『洗脳の科学』

Camellion, R., & Kanechika, O. (1994). Sennō no kagaku.

 読者の幼い子どもにとって、現在最も危険な男は合衆国ナンバー・ワンの行動学者、B・F・スキナーだ。・・・スキナー型の行動主義が、心理学の世界では最大の動きになっている。「操作」というものを善しとするこの新しい改革運動の叫びは・・人々を統制に服従させ・・仕事や教育や家庭やその他生活のありとあらゆる場面に、あたかも癌のように絡みついていこうとするやり方なのだ。
 彼は、虫を見るような見方で人間を見ている。・・自らを主張することのできる認識主体というものまで、すべて否定するのである。・・私たちを管理すべき動物としてしか見ていないということが言える。
・・男にも、女にも、子どもにも生きていく意味や目的や意義がなくてはならないのだ。もしそれがなくなったら人は破滅するしかないのである。・・人を単なる生命のレベルに引きずり下ろそうというのだから、その意味ではB・F・スキナー教授は「精神の抹殺者」である。彼の哲学すべてが「コントロール」ということに連動している。(p.p.32-35)

 行動主義のテクニックが本当に危険なのは、コントロールが利かない点にある。今日の煙は明日の大火となる可能性がある。そういったテクニックは、大衆すなわち消費者の手には入らない。もっともはっきりしているのは、金持ちや権力者・・に対しては、そういったテクニックが使われることはないということである。(p.119)

 人の行動をコントロールするのに電子工学を用いるということは、行動修正という無謀な世界ではそれほどとっぴなことではない。・・体に埋め込んだり取り付けたりしたセンサーから送られてくる情報を遠隔測定するシステムが発達すれば、肉体的接触がなくても・・絶えず被験者を監視し続け、電子的・物理的に干渉して特定の行動に影響を与えたりコントロールしたりできるようになる。もちろん「電子的に干渉して」とは、苦痛を与えて、という意味だ。(p.p.182-183)


 大脳側頭葉にある扁桃体[Amygdalaは]攻撃性や暴力行為を司っているところだ。・・[ところが]視床下部の中かその近辺に、快楽と苦痛の中心―あるいは「回路」―となっている部分が存在する・・・この発見によって行動修正の可能性は無限のものとなったのである。・・・精神的抹殺を目指す支配者の観点から、「理想的な」装置といえば、恐怖、苦痛、不安、そして快楽を引き起こす体内ラジオゾンデであろう。これこそ独裁者が持ちうる究極の「賞罰効果コントロール装置」と言えるかもしれない。(p.191-192)

 picture borrowed from: neilslade.com/gifs/amygdala1.jpg
電子心理学の分野で今[編者註:この書籍の原著が出版された1978年]現在行われている研究は、脳への電気的刺激によって人間の情緒・意識・記憶・行動などを外部からコントロールするという・・・現在の研究は「電気的な力で人の情緒や意識や行動を支配することができる、すなわち押しボタンによってロボットのように人をコントロールできる」(デルガド教授の言葉)という不快な結論を証拠立てている。(p.194)

HEWが資金供与したアラバマ州タスキージーでの梅毒の]実験では、梅毒患者に病気が完治したと信じ込ませておいて、実際には二〇年間も治療しないままにしておいたのだ。もっとも進行した段階の病状を調査するためにである!こういったことは不道徳なだけでなく犯罪的でもある!しかしこれに対しては何の追求もされなかった……。[編者註:主な犠牲者が黒人だったためといわれている](p.162) 

[ほかにも1978年までに]過去一〇年間マスコミは、倫理的諸問題を惹起する多くの実験を公表し議論してきた。若干の例をあげるなら、ブルックリンのユダヤ慢性病病院で行われた高齢者への癌細胞注射、ウィロウブルックでの知恵遅れ児童への肝炎ウイルスの計画的感染・・などである。(p.163)

Friday, June 3, 2016

高橋紳吾 『図解 洗脳撃退マニュアル』 

Takahashi, S. (1995). Zukai sennō gekitai manyuaru.


  マイクロ波は電磁波の中でも極超短波といわれる。・・・フレイ博士は、マイクロ波を脳血管に当てれば様々な薬剤やバクテリアの浸透効果を早めることができ、また心臓へ投射すれば心臓発作も起こせると述べている。・・・マイクロ波を人に向かって投射すると、音(キツツキが木を叩くような音)を聞くことができると発表している(一九六一年)。その際、音を感じるのは耳ではなく、脳の側頭葉だと推論した。(p.152)
 
[超低周波を利用したマインドコントロールの仕組み]
まずAという人物が恐怖を感じるときに出す脳波を記録する。これを超低周波ELF帯に乗せ、Bという人物に投射する。するとBは、そのときどんな状況であるかに関わらず、突然、恐怖を感じてしまう・・・(p.154)
 
トラッキング
アメリカでは刑務所の数が、そこに入るべき人間に比べて圧倒的に少ない。そこで彼らを“自宅に収容”しコンピューターで監視するという発想が生まれた。ゴスが作ったブレスレットは、まさにこれにうってつけだったのだ。
 九〇年代に入ってからは、この電子モニターシステムの監視下にある人物は全米で一万人を超え、しかも同様のシステムはヨーロッパにも普及している。(p.p.147-148) 

ID認識
 固体情報を盛り込んだチップを、体外か体内に装着する・・・チップに入るのは・・名前や銀行口座番号、経歴、指紋など、いろいろなものが考えられる。・・このID認識と、バイオテレメトリ、トラッキングの機能を持つ装置が、知らぬ間に何者かの手のによってインプラントされたらどうなるだろう。常に監視され、弱みにつけ込まれ、利用されてしまう。その恐怖はマインドコントロールに勝るとも劣らないだろう。(p.148)

洗脳の手法
・・適当にスケープゴートが選ばれ、見せしめのため厳罰に処される。また、手なづけた者を監視役として紛れ込ませ、互いが互いを監視し合い、他人を信じられないような状況を作る。
 やがて集団の中に、恐怖を前提とした共同幻想ができ上がる。このような集団心理を利用した恐怖統治によって、彼らはまるごと骨抜きにされてしまうのだ。(p.120)

Wednesday, May 25, 2016

後藤忠政 『憚りながら』

Gotō, T. (2011). Habakarinagara. Tōkyō: Takarajimasha.


堅気を食い物にする“半ヤクザ”たち

そもそもやくざの世界じゃ、他人の見ていない所で、人様の物を盗むとか、人の女房を寝取るとか、コソコソするのが最も嫌われるんだ。・・・そういう奴はどんどん破門していくしかないわ。・・・するとこういうヤクザ崩れみたいな奴がどんどん増えていくしかないわ。・・・盃も受けてない連中堅気の前ではヤクザのふりして、ヤクザの前では堅気のふりする半ヤクザみたいな輩が堅気を喰いモノにしてるんだ。俺が3,40代のころなら、こんな奴らとっ捕まえて、くしゃくしゃにして、プロと素人との違いを教えてやったけど、こういうハンパものは決まってサツにチンコロ(密告)するから、今のご時世そんなこともできないんだ。

 怪我でもさせたら、すぐに組織のトップの責任まで問われちゃうから・・・半ヤクザみたいな、組織の掟も守れない、コントロールも利かないタチの悪い連中を増やしてるんだから。皮肉なもんだ。


 それと、これだけは言っておきたいんだが最近よくいる「人を殺してみたかった」とか言って、罪のない人を殺(あや)めるような輩はヤクザの中に一人もおりゃせんでな。土浦や秋葉原の(通り魔)事件みたいに、「殺すのは誰でもよかったとか言って、無差別に通行人を刺し殺すような人間もいない。


 もっと言えば、オウムの(坂本弁護士一家殺害)事件や、世田谷の(一家4人殺害)事件みたいに小さな子供の命まで奪うような、島根の(女子大生殺害)事件みたいに山奥で若い娘さらって、散々暴行して、挙句の果てに、首だのおっぱいだの切り取るような、犬畜生にも劣る輩も、ヤクザの中にはひとりたりともいないもんでな。(p.p.298-300)


誰にとっても住みにくい社会


 警察は「市民の安全を守るために暴力団を排除しましょう」と言ってるが、若い娘や小さな子供がさらわれたり、一家が皆殺しにされてもいまだに犯人が捕まってないような社会が 繁華街に出かけりゃ、いつ頭のおかしい通り魔に襲われるかも分からないようなこの社会のどこが、「安全な社会」なんだ?

 実際、ここ最近は、そんな気味の悪い、悲惨な事件のニュースばかりだろ? あの女子供がさらわれたり殺されたりする事件のひとつにでも、ヤクザが関わっていたことがあるのか?

 世間では「ヤクザ=人間のクズ」みたいな言い方をする人もいるが、じゃあ、逆に「堅気の方々はそんなにご立派なんですか?」と聞きたいよ。親が子供を殺したり、子供が親を殺したり、弱い者を寄ってたかって苛めたり、と。人としての最低限のルールも守れないような人間が増えた堅気の世界が、そんなにご立派なんですか? ってな。 電車やバスの中で、年寄りが立ってるのに、優先座席に座って、他人様の前で平気でメシ食ったり、化粧したりっていう恥知らずの者が増えた堅気の社会が、そんなにご立派なんですか? という話だ。 少なくとも俺は、日本人として最低限わきまえるべき「恥」は知ってるよ。そもそもこんなこと、ヤクザやってた俺に言われるなよって話だな (笑)。(p.p.301-302)



資料映像:

山口組系後藤組元組長『憚りながら』の後藤忠政氏は カンボジア人となって来賓席に座っていた!

Sunday, May 15, 2016

G. Thomas, "Journey into Madness"

Thomas, Gordon. Journey into Madness: Medical Torture and the Mind Controllers. London: Corgi, 1989. Print. 

 Psychiatry, in particular, is highly vulnerable to being used by the state to maintain power and control on thoughts and actions of its citizens. George Orwell's 1984 and Aldous Huxley's Brave New World continue to exist within all those countries where a person's intentions and actions are interpreted by the state in a manner designed to destroy legitimate political dissent.

In a high proportion of those instances psychiatrists provide the clinical label -- and the veneer of legitimacy -- that allows the state to incarcerate opponents. Doctors, therefore, are increasingly used to discredit and silence all those who oppose official policies; the description of political dissent as "insanity" would have no credence without their active support.

 All such routine malpractices violate medical ethics as defined by one of three oaths sworn by every physician before he or she starts to practice: to do no harm, provide assistance to all in need, and only treat with consent of the patient.

Yet every day these pledges are flaglantly abused by doctors whose actions conform to the generally accepted definition of torture produced by the United Nations, Amnesty International, and other human rights organizations: the deliberate infliction of pain by one person on another in an effort to break the will of the victims.

.. In 1988 this gross and pervasive violation was occurring in over ninety countries; a quarter of the world's population were living in arears where abuses have long become habitual.....(p.2)

 Modern medical knowledge and technologies are such that those with special skills know exactly how to use them to assault the physical and psychological constitutions of their victims.(p.12)
   What remains for me the most disturbing aspect of my investigation is that even as I write, and later when it is read, there are physicians who continue to participate in torture. Nothing I had researched before could have prepared me for the dark reality of doctors who set out to deliberately destroy minds and bodies they were trained to heal. The realization that physicians are part of a killing machine provokes a special horror.

Thursday, May 12, 2016

James V. McConnell, "Psychology Today"

James V. McConnell, Psychology Today (1970)


   The day has come when we can combine sensory deprivation with drugs, hypnosis, and astute manipulation of reward and punishment to gain more absolute control over an individual behavior.  It should be then possible to achieve a very rapid and highly effective type of positive brainwashing that would allow us to make dramatic change in a person's behavior and personality.

  We should reshape society so that we all would be trained from birth to want to do what societies want us to do.  We have the techniques to do it.  ...No one owns his own personality.

Lt. Col. Alexander, "The New Mental Battlefield"

Lt. Col. John B. Alexander, "The New Mental Battlefield: 'Beam Me up, Spock'," Military Review, Vol. LX (December 1980)

Conclusions

It has been suggested that whoever makes the first major breakthrough in this field will have a quantum lead over his opponent, an advantage similar to sole possession of nuclear weapons.

Clearly, advances in any of the aforementioned areas will add new dimensions to the battlefield.

...Clearly, psychotronic weapons already exist; only their capabilities are in doubt.

That is not to say that problems do not exist with the weapons and the concepts. At the present time, unpredictable systems failure and difficulty in controlling testing are major weaknesses.

The information presented here will be considered by some to be ridiculous since it does not conform to their view of realitybut some people still believe the world is flat. Other readers may view this as a conservative approach because such controversial areas as hyperspatial transmitters or Tesla wave generators have not been addressed.

...Additionally, there is a need to provide leaders at all levels with a basic understanding of weapons systems they may encounter in the not too distant future.

Tuesday, May 10, 2016

並木伸一郎 『恐怖の地震兵器HAARP』

Namiki, S. (2012). Kyofu no jishin heiki hapu: San ichichi no higashinihon daishinsai wa jinko jishin ni yoru mono datta. Gakkenpaburisshingu.

かつてアメリカが地震兵器による日本攻撃を企んでいた!

 2005年4月・・米の情報機関OSS(CIAの前身=米戦略事務局)が作成した機密文書が公開された。
 1945年に作成されたこの文書は、「地震を使った対日心理戦争」と題され、米軍が日本近海の海底プレートで、核爆発による地震と津波を起こす計画について記されたものだった
 ・・・「プロジェクト・シール」で開発された“津波爆弾”は、テストで30メートルを超える津波の発生に成功。首脳陣は、これを使って・・・1年以内に狙った場所で地震を起こすことができ、巨大な津波も誘発できると確信した。(p.154) 

 2010年1月12日、ハイチを襲ったマグニチュード7・0の大地震[で]死者が30万人以上に達し、ハイチに壊滅的な打撃を与えた。
 ・・・巨大地震が発生してから11日後の1月25日、ベネズエラのウゴ・チャべス大統領は、
「ハイチの地震は、アメリカの兵器が原因だ!」
とアメリカを名指しで非難し、マスメディアを驚かせた。(p.p.160-161)

 ・・・ベギーチ博士は次のように告げている。
 「ペンタゴンの超兵器HAARPは、かなり前から地震兵器として使用されている。・・・地震を発生させたい地点にある活断層や大陸プレートをピンポイントで狙い、高周波・高電圧の電磁波エネルギーを照射して地震を引き起こす“地震兵器”は、すでに完成されている」(p.135)

低周波は電磁波兵器としても利用できる!

 「HAARPから発せられる電磁波の種類は、人間の精神や身体機能に一番影響を与えやすい・・・。」とベギーチ博士は指摘する。(p.112)

軍関係者が目をつけたマインドコントロール技術

 ワシントン大学の研究において、電磁波照射によって起こった反応は、免疫力の低下および腫瘍の発生だった。(p126)


ゴッドシールドと恐怖の人口削減計画 [Depopulation Agenda]

 元ローレンスリバモア核兵器研究所の研究員で、核汚染問題を追及しているローレン・モレ博士・・によれば2011年3月2~9日にかけ、ノルウェーのトロムソでHAARPに関する国際的なビーム実験が行われていたという。実験に参加したのはイギリス、ドイツ、ノルウェー、スウェーデン、日本、中国、フィンランド、そしてロシアから来た科学者たちだった。

「もはや標的となるのは国家ではなく[一般]国民だ。日本やアメリカは自国の人口を減少させようとしている次の標的はオーストラリアやニュージーランドをはじめとする南半球の各国なのだ」とモレは警告したそうだ。(p.p.216-217)

Reference Video
Fukushima.UK Monarchy Was Behind The Radiation Genocide.MUST WATCH.2015.Leuren Moret.  

[上掲の関連動画開始54分からモレ博士は「集団ストーカー(gangstalking)」によって、司法や警察、そしてカリフォルニア州の不動産が乗っ取られてきた事を指摘。また「集団ストーカー(gangstalking)犯罪」はキリスト教会リーダーが信者をマインドコントロールするために編み出された手口で、西洋では千年来の歴史があり、実際の同犯罪が、いかに卑劣かについて言及。56分から「FUKUSHIMA」は在ノルウェーのHAARPが引き金になり、自然災害に見せかけた放射能汚染により、日本人を含むアジア人の人口削減をその目的としている[Depopulation Agenda]ことを暴露している。] (翻訳担当:n)

飛松五男『なぜ警察官の犯罪がなくならないのか』

Tobimatsu, I. (2013). Naze keisatsukan no hanzai ga nakunaranai noka (Why do the police officers repeatedly commit crimes?) : Moto nekketsu keiji ga terebi de ienakatta koto. Tokyo: Inshidentsu.


            飛松五男氏講演(質疑応答)★警察の組織犯罪とそれを報道しないメディア


第1章 警察官の下半身は無法地帯

警察官の犯罪は、監察がもみ消す
 警察には、「監察」という部署があります。一般市民は警察官の犯罪を取り締まる部署だと思っていますが、本当は違います。警察官の犯罪をもみ消す部署です・・・犯罪をもみ消すんですから、警察官ではありません。監察の人間も、また犯罪者なんです。(p.7)
私が20代で飾磨署に勤務していたとき、窃盗事件で逮捕状を取った被疑者が警察官の弟だったのです。飾磨署が事件をもみ消して、逮捕状は執行されませんでした。
あきれたのは、数年後、その被疑者が警察官になっていたこと。警察は縁故採用がまん延しているので、明らかに不適格な者が入り込んできます。(p.10)

警察署長もわいせつ事件を起こす
私が鉄警隊にいたとき、署長が犯人だった盗撮事件を2つ扱いました。まずO署長。兵庫県警で有名なO3兄弟のいちばん下です。・・・彼(O署長)が神戸駅で降りるときに、「いい加減にしてください」と[筆者は]注意[することしかできませんでした]。現行犯で逮捕してももみ消されますし、逆に自分が仕返しされますから。
警察官の強姦事件も扱いました。・・・監察に指示を仰ぎましたが、「うまく処理しろ」と言うばかり。・・・[強姦犯の]その警察官は異動させられただけだったんです。(p.p.12)

第2章 警察と暴力団は持ちつ持たれつ


第3章 個人情報が警察からダダ漏れ 

個人情報と天下りはワンセット
私が鉄道警察隊にいたとき、地域部長のM警視正がJR西日本に天下りしました。 
最初、Mが3回、沿線住民の職業や家族構成を照会してきたので、調べて答えました。 
すると次に、「龍野市(当時。現在、たつの市)在住の男性を逮捕してほしい」と依頼してきました。 
「騒音問題で苦情を言ってくる」とのことでした。私は「防音壁を作ればいい」と断りました。 
しばらくして、その男性を龍野署(当時。現在、たつの市)のN警部補が暴力行為で逮捕したことを知りました。 
私がNにきいたら、「Mがカネを持ってきた。タダ働きはしない」と話していました。 
OBが現職に依頼するのは、個人情報の漏洩にとどまらないということです。 (p.28)


個人情報保護法で警察官の価値が上がった 
 企業と直接契約して、個人情報を漏らしている警察官もいました。・・・私とTは同じ覆面パトカーに乗務していました。その末端から紹介された個人情報が漏れたということで・・・監察の人間が「Tは企業と年間800万円で契約し、大量の個人情報を漏らしていた」と教えてくれたんです。
 本来、Tは逮捕されて、懲戒免職になるはずです。ところが、刑事事件にはならず、2年後に依願退職しました。私は、Tが上司に女性を世話していた見返りだと見ています。(p.p.29-30)

第4章 証拠捏造は日常茶飯事
第5章 知られざる警察内部の薬物汚染

押収した薬物が消える!?
 警察小説では・・薬物犯罪に手を染める警察官はごく一部ですが、現実では、組織ぐるみで薬物に汚染され・・監察に通報した警察官が、逆に不祥事をでっち上げられ、退職に追い込まれる可能性のほうが高いんです。・・しかも、監察官自身が薬物に汚染されていないという保証はないんです。(p.53)
大阪府警の「S」は、兵庫県警で所属長(警察署長や県警本部の課長、隊長など)までのぼり詰めた警察官らの実名を挙げて、「県警内部に薬物の密売組織がある」と話したんです。私も調査を進めていますが・・本書の出版を機会に広く情報を求めます。(p.54)
第6章 パチンコが警察官を腐らせる

第7章 退職後もおいしい天下りが待っている

第8章 トカゲの尻尾切りを許してはいけない 

 一般市民は「警察官の一部が悪い人で、その人たちが不祥事を起こしている」と考えがちです。しかし、実際は「警察官の全部が悪い人で、一部の人たちの不祥事が発覚している[だけだ]」と考えたほうがいいぐらいです。・・・不祥事が発覚すると、いつも個人の責任ばかり追求されて、組織の責任が追求されません。・・・同じようなことをしている警察官が何人もいたり、そもそも組織ぐるみの不正だったりしても、そちらは手付かずのままなんです。これでは、次の不祥事が発覚するのも、時間の問題といわざるをえません。(p.84) 

  監察は警察官の犯罪をもみ消す部署です。と同時に、組織に都合が悪い人間に「不良警察官」のレッテルを貼り、退職へ追い込む部署でもあります。組織の不正を訴える人間がターゲットとされることもしばしばです
 [在職中に、組織の不正を改善するよう何度も具申してきた]私は3回もあらぬ疑いで「特別視察対象者」に指定されました。これになると、3ヶ月にわたり、監察から尾行や張り込みなどの監視を受けます。精神的に耐えられず、辞職したり、自殺したりする警察官もいます
 かくいう私も、2回目に「特別視察対象者」に指定されたとき、監察から長時間の取調べを受け、血尿が出て、精神的にも体力的にも限界となりました。妻と心中しようとしましたが、彼女が「悪い警察の思うツボ」と言うので、思いとどまったんです。(p.p.86-87)
第9章 捜査怠慢も警察の犯罪だ

捜査をしたがらない警察

 警察が捜査をしたがらなくなっているのは事実です。なぜかというと、上から下まで失敗を恐れる気持ちが染みついているからです。捜査能力がないことの裏返しでもあります。
 [Several crime victims were killed while the police refused to file the reports from victims and the family members on stalking and threatening to murder.]

・・・1999年に女子大生の猪野詩織さん(当時21)が埼玉県警にストーカー被害を訴えていながら放置され、殺害された事件が発生しましたが、そのときと状況はまったく変わっていません。前掲ニュース*の葉県習志野署の対応を見ても明らかです。
[*2011年12月、ストーカー被害を訴えていた女性の家族が刺殺された事件。担当警官は自分が休暇で北海道旅行に行きたいため、同女性からの被害届の受理を遅らせ、その間にストーカー被害者家族が殺された。] [In 2011, a female's family were stabbed to death while the police refused to accept the victim's report on stalking case. The police officers in charge did not accept the victim's claim because the officers were going on a vacation trip to Hokkaido.](p.p.90-92)

 私が定年退職する前後にかかわった「姫路バラバラ殺人事件(2004年12月)」。これも警察の捜査怠慢がなければ、事件自体が防止できたか、もっと早く解決できたものです。・・・警察も2月2日に高柳被告の自宅を捜査しているんですが、畠藤さんらの殺害につながりそうなものは[実際、目の前にあるのに、敢えて]一切、押収していません。だから血のついたネックレスもそのままだったんです。
 私が捜査員らを問いただすと、彼らは「畠藤さんらは生きている。性風俗で働いている」と答えました。実際、そういう[虚偽の]情報を捜査員らがマスコミに流し、[被害者は事件に巻き込まれて当然の人物であるかのように印象操作して]取材意欲をそごうとしました。前出の女子大生の猪野詩織さんがストーカーに殺害された事件でも、当初、彼女が風俗嬢だという情報がかけめぐりました。
 私自身も県警本部総務部県民広報課の警察官などから、「飛松は組織に反感を持ち、ウソをついている。暴力団とも癒着している」というデマを流されました。果ては、私の娘が暴力団員と結婚しているとまでされ、怒り心頭です。
 ・・・捜査怠慢で処分された者は1人もいません。被害者や遺族をバカにしていると思います。(p.p.93-96)

第10章 公務災害隠蔽で士気はガタ落ち
第11章 裏ガネと餞別は警察最大のタブー

Thursday, May 5, 2016

守屋英一 『フェイスブックが危ない』

Moriya, E. (2012). Feisu bukku ga abunai. Tōkyō: Bungeishunjū.


その目的はナニ!?フラッシュモブ

 フラッシュモブ(Flash Mob)とは、インターネットを通して、不特定多数の人間が、公共の場にいきなり登場し、何らかの目的を達成すると、即座に解散する行為を指す。・・・米国で多発している犯罪ケースのほとんどが、何十人という集団で、商店や通行人を襲うというものだ。
 フェイスブックのイベントページで、「何時何分どこどこの店を襲撃しようぜ」と犯罪を呼びかけると、それを見た人が「OK。やろうぜ!」と賛同し、いざ集合となるのだ。・・・一人一人をつかまえても、横のつながりがないため、全体について把握するとことができない。日本で[も]似たような迷惑行為が行われている。同じ時刻に、某牛丼店に集まり、いっせいに注文するなど[である]。(p.62)


あなたのつぶやきが、知らない間に活用される!

 ライフログとは、英語のライフ(生活)とログ(記録)を合わせた造語である。フェイスブックでは、わたしたちが何らかの行動をとったときに、その行動の履歴を収集・記録することによって集められた情報が・・・第三者によって再利用できるようになっているのだ。
 具体的には、GPS機能によって自分の所在・・撮影した写真の位置情報をはじめ、実名、誕生日、住所、経歴などのプロフィール情報・・メッセージ、写真、動画といった投稿に関する情報。さらには興味をもった情報・・趣味嗜好に関する情報までもが該当する。(p.70)

 データベースに不正アクセスを行い、個人情報を盗み出す手口もあり、盗んだ情報は、闇市場で売買されている。トレンドマイクロが2011年8月から2012年にかけて行った調査によれば、フェイスブックのアカウントは、1件1.2円、クレジットカード番号は、1件80円から800円前後、銀行口座の認証情報は、1件2000円から2800円前後で取引されている、とのことだ。(p.94)

Monday, April 25, 2016

秋岡史 『ストーカー犯罪』

: 被害者が語る実態と対策

Akioka, F. (2003). Sutōkā hanzai: Higaisha ga kataru jittai to taisaku.

(3)相手不明型 

もしかしたら、家の前を歩いている見知らぬ男がストーカーかもしれないし、買い物中に隣にいる男かもしれない。また、電車の中で目の前に立っている男かもしれないし、近所の誰かもわからない。これでは人間不信や心身症になっても不思議はない。(p.66)

(4) 嫌がらせ型

ストーカーには恋愛感情がまったくない場合だが、一連のストーキングが繰り返され、エスカレートする場合だ。(p.70)

警察は何もしてくれない

東京都に住む自営業の信子さん(三〇代)は、八年ほど前から正体不明のストーカーからの、電話による悪質な誹謗中傷に困り果てていた。・・・警察にも訴え、被害届も出した。・・・しかし、警察は・・・実際には何もしてくれなかった。

千葉に住む会社員の朋子さん(三〇代)は、数年前から元同僚の男性につきまとわれて悩んでいた。・・・相談するようにすすめられて行った管轄警察署では、「ここでは、事件がおきなければ何もできない」と言われ・・・途中でほかの警官たちが入ってきて、「ストーカー?もてるね」とか、「肉体関係はなかったの?」などと興味本位に声をかけられる始末だった。(p.p.84-85)

二〇〇〇年春ごろのことだ。東京都に住む多加子さんは、相手不明のストーキング被害で二年以上も苦しんでいた。そのストーカーが警察に検挙された。
・・・警察署では、被害者の取り調べと称して、ストーカーの家宅捜索で押収した個人的な写真やビデオテープまで見ることになった。多加子さんは抗議したが、部屋には担当者以外の警察官までが集まってきた。そして、大勢で集まって興味本位に見たあげく、ビデオを見て興奮した警察官の一人は、多加子さんにセクハラめいた言葉をかけて身体にまで触れてきたいう。
 ・・・そのうえ早朝の電話で呼び出された警察では、一日がかりで夜遅くまで長時間の捜査につきあわされていた。そのあげくに、被害とは関係のないプライベートなことで、周囲の警察官からも性的な嫌がらせを受けた。(p.87)

 
ストーカーの素顔

・・・(ある人物が)ストーカーだとわかったとき、第三者の反応は「やっぱり」というより、「まさか」という場合が多い・・・ほとんどのストーカーはむしろ職場や第三者の前では「いい人」でとおっていることが少なくない。(p.101)


相談者が語るストーカーの特徴

<ボーダーライン[境界性]人格障害>と呼ばれる類型が・・・ストーカーには多いと言われる。・・・対人関係でトラブルをおこしやすい傾向が指摘されている。他人に迷惑をかけても、自覚症状がないのがこのタイプに多いという(p.p.102-103)

精神的被害は変化する

ストーカーの要求を受け入れればストーキングをやめるのではないかと期待[して要求に合わせようと試みる時期]がある。ただし・・・ストーカーの言いなりになっても被害がやむことはほとんどない。

・・・ほとんどの被害者が経験するのが、ストーカーに<仕返ししたい>とか<殺したい>といった過激な考えだ。しかし、絶対に個人でストーカーに反撃したりしてはいけない。自分が傷つく危険性があるのはもちろん、事件でもおこせば被害者のほうが犯罪者にされてしまい、事実関係を複雑にしてしまうからだ。(p.p.181-182)

無理なくマイペースで

被害者同士で話をしたり・・・気持ちを切り替える・・・支えあえば勇気がわくこともある。辛いのは自分一人ではない、もっとひどい被害者の力になりたいという思いが、気持ちを強くするのかもしれない。そして、今はいつ終わるかもしれないと思う辛い症状も、時間をかければかならず終わりがくることを信じて、気長に闘ってほしい。(p.183)