Sunday, February 24, 2019

内海聡『トクホを買うのはやめなさい』

Utsumi, S. (2015). Tokuho o kau nowa yamenasai: Isha ga oshieru jitsu wa abunai shokuhin. Takeshobo. 

みなさんもお店で並んでいる大豆食品などに、「遺伝子組み  換えではない」と表示されているのを見たことがあるのではないでしょうか。このように表示されていても本当は5%以下のGMO作物が混入している可能性が高い[※5%以下なら表示義務はないため]というのはお話したとおりですが、このようなインチキと言える食品表示法を押し付けたのは実はアメリカであり、ヨーロッパなどでは到底許されないことが日本では平気で行われています。(p.84)

「食の危険性」内海聡の内海塾

兵頭二十八『日本人が知らない軍事学の常識』

Hyodo, N. (2014). Nihonjin ga shiranai gunjigaku no joshiki. Soshisha. 

Fukushima Reaktor 3 Explosion

浜岡、東海第二、柏崎刈羽原発が東京を無人の町に変える

「ジャンボジェット級旅客機が墜落して、激突したとしても、ビクともしない」と太鼓判が押されていたのは、原発の構造物のうちの「圧力容器」と「格納容器」だけであって、その外側の「原発建屋[燃料取扱棟]」には、ロクな「防弾力・防爆力」はなかったのです。そして、何かの力が加われば容易に飛散し、ガレキと化すような脆弱な壁の内側(それも、よりによって建屋のいちばん高いところ)に、使用済み燃料棒を冷却しながら貯蔵しておくプールが置かれていたのです。
 このプールを、弾道弾ではなく、ありふれた「戦術ミサイル[対艦ミサイル、対戦車ミサイル、対空ミサイル等]」で破壊し、燃料棒のジルコニウム外皮を傷つけてやり、冷却水をプールから漏脱させてやり、あるいは冷却システムを停止させることは、わけもありません。
 安価で、ありふれている戦術ミサイルが一発命中して爆発するや、ただちに、現代最兇のパニック物質であると証明済みの「沃素131ガス」が、周辺へ漂い出すでしょう(なにしろ東電社員すら現場を捨てて逃げ出したほどです…)。(p.285)

 
…日本の隣国の軍隊は、日本の領海のちょっと外側から、射程四〇キロメートルのいちばん安価な対艦ミサイルを奇襲的に発射するだけで、「沃素131パニック」を起こしてやることができるでしょう。(p.286)



2/3【兵頭二十八】質疑応答 こちらが本番? レベルの高すぎる参加者の質問 前半

3/3【兵頭二十八】質疑応答