最近はテクノロジーを駆使した統制へと向かって
いるわけだが、いかなる監視、盗聴システムを構築した
としても、うまく機能することはまずない。
・・・(2003年8月5日ケンカの通報で飲食店に)
駆けつけた板橋署の巡査部長が現場の食器棚にあった
現金五千九十三円入りの封筒を盗んだのだが、
この瞬間を防犯カメラがとらえていた。
・・・このように監視する側に不祥事(犯罪)が
絶えないのだから、完全な監視は無理なのである。
(p.92)
(1998年11月)証拠品であるネガを
相模原南署の巡査部長が無断で持ち出し、
それを使って(事件当事者の)女子大生を
恐喝して現金と肉体関係を要求したことが「犯罪」
にならないと(神奈川県警本部長の深山は)強弁。
(p.47)
盗聴で得た情報は当然カネになる。政財界人などに
「カネを出せばライバル企業や敵の情報を教えてやる」
と持ちかけることもできるし、
「あなたの恥ずかしい情報を持っているので
買ってほしい」と言うこともできる。
また、権力者の側から「OOのことを調べてくれ」と
依頼することも考えられる。現在の警官がこうした
“誘惑”に勝てるとは思えない。
(p.13)
「捜査に関係がある」と言えば、納税状況や預金残高など
ほとんど調べられるのだ。もちろん手段は合法的でも本当に
捜査に使っているかどうかは別問題である。
また非合法で企業を直接脅して調べることもあるから、
庶民はもちろん政治家や官僚、財界人の懐具合や
プライバシーは筒抜けである。それらの情報を使って
株を買ってもいいし、恩を着せてスポンサーにさせてもいい
・・・ライバル企業に高く売ることもできる。
(p.95)
監視体制強化に賛成する人間は「自分は一切悪いことは
していないから監視されても大丈夫。悪い奴はどんどん監視
すればいい」としているが、これは大きな間違いである。
何が良くて、何が悪いかは「その時々の権力」が決めるからだ。
第二次世界大戦下のドイツではユダヤ人がユダヤ人ゆえに、
関東大震災時など戦前・戦中の日本では朝鮮人が朝鮮人ゆえに
虐殺された。中世ヨーロッパの魔女狩りでは、
「自分のオンナにならなかったから」「広い土地を持っている
から」などの理由で、権力者が罪も無い人間を「魔女」
(男も含む)に仕立てて拷問にかけた。
(p.93)
ところで、盗聴や監視は庶民に対して行なわれる
だけではない。シャブをやっているチンピラの逮捕よりも
警察官僚が大事にしているのは、「身内の情報」である。
敵対派閥の動向を知るためには、盗聴が手っ取り早い。
一九九九年の盗聴法の成立にはそうした背景もあった。
(p.93)
大阪高検の元公安部長、三井環は・・・実名で
検察庁の内部告発の記者会見をする直前(つまり
マスコミ取材の当日)に(住民登録に嘘の届け出を
していたという微罪で)逮捕された。・・・三井は
確信にふれる内容を暴露する可能性があった。
表沙汰になれば大騒ぎになっていたのは間違いない。
それを未然に食い止めたのだから、おそらくこれは
盗聴されていたと見てよい。
・・・こうしたことに盗聴が活用されるとすれば、
今後は内部告発はほとんどなくなる。情報が筒抜けに
なるのだから、事を起こす前ににぎりつぶされて
しまうという傾向にある。
(p.142)
トップクラスのアウトローたちは常に盗聴されている
という自覚を持っているから、今さら盗聴といわれても
驚かない。これまでさんざんやられてきたのである。
したがって盗聴そのもので末端のチンピラを引っかける
ことはできても、やくざ組織を壊滅させるということは
無理な話しである。この点でも盗聴法は存在価値のない
法律なのだ。
驚かない。これまでさんざんやられてきたのである。
したがって盗聴そのもので末端のチンピラを引っかける
ことはできても、やくざ組織を壊滅させるということは
無理な話しである。この点でも盗聴法は存在価値のない
法律なのだ。
(p.94)
ある福岡県警OBは「(その行為は犯罪にもかかわらず)
白紙調書なんかみんなが作っていた・・・」と話す。
「でっち上げ(冤罪)も日常茶飯事で、すべて
組織がらみで行なわれている」(とも語った)
・・・こうした話しは各都道府県警で聞くが
一向になくならない・・・警察自体がなくす気がないからだ。
(p.135)
元兵庫県警の司ひろしによると、特に警察はカネに弱いという。
・・・アウトローたちは「自分たちのしていることは悪い」
と自覚している。だが最近の警察はやくざもびっくり
するようなことをしていながら「正義」をふりかざしている。
(これには市民の“警官性善説”という幻想が前提になって
いるが、警察はカネのために仕事しているにすぎないのだから)
・・卑しいマネをするなら偉そうにするなというだけである。
(p.49)
日本では公務員が違法行為をしても「犯罪」とは
言わない。「不祥事」と呼ぶのである。「満州事変」以降
十四年間、大本営発表の「連戦連勝」を
「書き写しジャーナリズム」をしていた頃と、
日本の大手マスコミの体質は、現在まですこしも
変わっていない。唯一の救いは・・少人数の
フリーランス・ジャーナリストたちの存在である。
(あとがきp.238)
4 comments:
((イギリス版「やりすぎ防犯パトロール」))
『お隣りさんを密告して500ポンド稼ごう』
2009年7月27日 Chris Riches
~ ご近所のプライバシーを窃盗する住民に最高500ポンドの報奨金が税金から~
・・・既に少なくとも4,841人が暇を割いては通りを巡回している。
中にはジェームズボンド風の偽名を与えられ、密告者用ホットラインにかける際、その偽名を本名の代わりに使う者もいる。
・・・ごく些細な違反の容疑をかけられた人のプライバシーを窃盗するために、団体は法律で禁止されているにもかかわらずプライバシー窃盗用テクノロジーを使用している事実が先週もちあがった。
・・・飼い犬のフンの不始末といった些細な違反者に対し、
追跡装置を含む機器を使用していることで団体は非難を浴びている。
http://www.express.co.uk/posts/view/116650/Get-500-to-spy-on-neighbours
GET £500 TO SPY ON NEIGHBOURS
Monday July 27,2009
By Chris Riches
SNOOPING residents are being offered rewards of up to £500 to spy on their neighbours.
Other local authorities recruit adult volunteers and at least 4,841 people
are already patrolling the streets in their spare time.
Some are assigned James Bond style code numbers, which they use
instead of their real names when they ring an informer’s hotline.
Last week it emerged councils are still using surveillance technology
to spy on suspected minor offenders despite being banned by law.
Councils have been criticised for using technology including tracking devices
to combat minor offences such as dog fouling.
53 :ななしのいるせいかつ:2010/10/10(日) 12:57:47
取調室で警官怒号 ICレコーダーに録音…男性、2人告訴へ
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20101007-OYO1T00703.htm?from=main4
「警察をなめとったらあかんぞ。殴るぞ」「一生を台無しにするぞ」
「家族までいったる」などとどなったり物をたたいたりする音が記録されていた。
昨日のウェークアップ!ぷらすでは「トイレの水何回流したかまでわかるぞ!」と
脅す警官の声も放送されていました。
集団ストーカーの手口そのものですね。
ほとんどのメディアで、この部分はカットされているようです。 (ソース:大阪読売)
関連資料をふたつ:
アメリカの一般の家には本がないのだ。大学にだけ、図書館にだけある・・・ダグラス・マッカーサーが日本にやって来たとき、アメリカにとって都合の悪い本を、最初に2千3百冊、あとでさらに4千何百冊かを指定し、これを全部本屋から買い集めて、まとめて燃やした。一部はアメリカに持っていった。そういうことをしたら、そういう本が日本から全部無くなると思っているとはおかしい。日本では、本は田舎の村長さんの家でも学校の先生の家でも、商家でも、地主の家でも、お倉に入ったらたくさんある。
―ウィッキペディヤ「日下公人」の項より
*******************
By ひろ×3 (東京都) -(トップ50レビュアー)
レビュー対象商品: 『洗脳支配ー日本人に富を貢がせる
マインドコントロールのすべて (単行本(ソフトカバー)』
この本によって新たに知った事実は・・・警察庁で、
「Aが駄目だと言っている」と言われたら、
それは「アメリカが駄目だと言っている」という意味で、
そのような場合は捜査がただちに中止されるということだ。
アマゾンドットコムの書評引用終わり
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4828414126/ref=cm_cr_dp_synop?ie=UTF8&showViewpoints=0&sortBy=bySubmissionDateDescending#R20VDTKS7PM4J8
コラム:
さて、もし日本が本当に独立国だったとしたら、一国の警察が事件を捜査するかどうか、よその国の人の顔色見て決めませんよね。 アメリカがダメと言えば捜査しないということは、やはり日本はアメリカの51番目の属州であり、日本の警察もアメリカ人サマによってとっくに篭絡され、しっかりキ○タマを握られている証拠ですね
日米でコンピューターを使った思考解読機器やハイテク凶器の乱用とそれによる大衆マインドコントロール犯罪、さらにその告発者を精神病にでっちあげる隠蔽工作としての
コインテルプロ(集団)ストーカー犯罪がいっさい捜査されない理由もおおかたこんなところでしょう
「集団ストーカー犯罪を捜査するだあ~?誰のおかげでいい思いできてると思ってんだ、あーん?」
と犯罪者集団の親分アメリカ人にすごまれると
「へへーっ」と土下座でもしてしまうのでしょうか、日本の警察官諸君は。
犯罪の国のアメリカ人が、日本人をマインドコントロールしてやろうとしたら、一番最初に洗脳されたのが、やはり同じく人間性の低い警察集団だったという・・・・なんとも情けない話しですね
ところで同書『洗脳支配ー日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて 』 は2011年に私が日本に一時帰国した際、下関市の図書館の検索コンピューターで見つけ、すぐに貸し出し可能の状態だったので、最寄の長府図書館で受け取れるよう予約したのですが、なぜか日本帯在期間中ずっと届かず、結局読めませんでした。そこでこの度、2013年9月に一時帰国したおり、再度、下関図書館へ行き同書を検索してみると、なんと今度は同書が下関市の図書館の蔵書から消えていました。
戦後、はや70年ちかくが過ぎ、日本を軍事占領したときからアメリカ人が行なってきた大衆マインドコントロールが次々に暴露されています。例えばアメリカ人は戦後、日本で「焚書坑儒」を行い、アメリカ人侵略者に都合の悪い真実の書かれた書籍数千冊を文字通り片っ端から焼いたり、アメリカへ持ち帰ったりしたことが明らかになっています。その一部と思われる戦前に出版された本で、日本では「禁書」にされ読めないものをアメリカの大学図書館で見つけたこともあります。ブログ『拝啓ギャングストーカー犯罪者の皆様』掲載の杉山平助著『支那と支那人と日本』改造社( 1938年)がそれです)
さて、なぜ『洗脳支配ー日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて 』 が下関の図書館で読むことができず、また蔵書から消えたのでしょうか?ひょっとして、「Aが駄目だと言っている」のでしょうか (n)
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