Saturday, August 6, 2011

That's Impossible「まさか!?」6-4(History Channel番組)

  SF物語が現実になる、まさかと思われる話題や
科学技術を検証する番組That's Impossible「まさか!?」の第6話の第4部

テーマ:「マインドコントロール」
脳波を送受信できる機械を使い、心で思うだけで
他人とコミュニケーションできる技術や
他人の思考を読むコンピューターなど、
マインドリーディングとマインドコントロール技術を見ていく。
(ユーチューブ・ビデオ “That's Impossible”  -- Mind Control その4)

【ナレーション大意】
朝鮮戦争時、中共は捕虜になったアメリカ兵に洗脳をおこなったが、アメリカはその手法を調査し以下のような基本的な要素を発見した。
1.囚人を孤立した施設に閉じ込める
2.睡眠を剥奪する
3.何日にもわたる夜通しの尋問を行なう
このようにCIAは中共の洗脳テクニックを暴くのに成功したが、事実をアメリカ国民には秘密にしておいた。そのテクニックを自国民に対して使用し実験するためだ。のちにMKウルトラの名で知られるようになった、政府による秘密の人体実験プロジェクトがそれだ。「M」はマインドを、「K」はコントロール、「ウルトラ」は暗号解読をそれぞれ意味している。人間の心の秘密を解き明かし、さらに基本的には人の心を操るためのこのプロジェクトは1953年に政府により始められた。
まずLSDなどの薬物が一般人も含む被験者に試され、被験者の同意なく投与されることもあり、判明しているだけでも2名の死者を出している。またCIAは世界的に有名なカナダの精神科医キャメロン博士に裏金を提供し人体実験を行なわせた。キャメロンは患者を人間モルモットにして人格を崩壊させる実験などを行なった。
MKウルトラ計画には80箇所以上もの大学や研究機関の主流メンバーが参画したが、彼らはそれが冷戦下において国家に最善を尽くすことにつながると信じ喜んで参加した。しかし1960年代から70年代には政府が集団マインドコントロール実験を行なっているという噂が飛び交い始め議会は調査に乗り出した。だが1973年、CIA長官リチャード・ヘルムは証拠隠滅を図り証拠資料をすべて封印、破棄させたのでこのマインドコントロール実験の全貌を解明することは事実上、不可能となった。ところが資料の一部は倉庫に眠ったまま破棄を免れていた。それによると1940年から1974年までの間、国防省その他の職員らが何千人ものアメリカ人およびカナダ人を危険なマインドコントロールの実験台にする謀略を働いていたことが明らかになった。
この原始的なレベルのマインドコントロール実験の終焉から30年を経た現在、科学技術は目覚しい飛躍を遂げ、かつてのSF物語は科学的事実となった。そして政府までもが秘密裏に新世代のマインドコントロール技術開発を行なってきた。2007年ワシントンポスト紙の”THOUGHT WARS”という記事によると、1994年米空軍の研究所の科学者らは、人間の脳に直接、言葉を送信するという実験を実施している。その手法はサブリミナルメッセージをマイクロ波に乗せて人間の脳に直接照射するというものだ。米空軍はその事実を否定。ところが2002年10月22日付けの特許登録番号第6,470,217号の文書は全く逆の事実を証明している。”Method and Device for Implementing the Radio Frequency Hearing Effect”と題するこの特許の取得者は、なんと“アメリカ空軍”である。
 開発中の秘密兵器に関する周辺資料は機密扱いだが、わかっている原理は以下のようなものだ。 マイクロ波は人体に吸収されると熱エネルギーに変わり組織をわずかに膨張させ、冷えると収縮させる。これが頭に中てられると、収縮と膨張時に起こるクリック音を聴覚細胞が言葉として解読するという仕組みだ。 
このような技術が存在することなど思いもよらない無知な人びとにこれを使えば、誰かをある行動をとるよう誘導したり、本人が自分が頭がおかしくなったのだろうかと思わせたりすることも可能だ。この技術を軍事的に応用しマインドコントロールに使っていることを物語る特許文書(2002年10月22日付け第6,470,214号)が公開されている。この文書によると「頭に直接照射された波動が、神経を伝わる信号に変換されて脳に送られ、それを脳が音声言葉として知覚できる」とある。その結果、誰もいないのに声が聞こえるようになるというわけだ ― まさしくターゲティッド・インディヴィジュアルにされた人たちが訴えているとおりに。
もしこのような兵器が実在するとなれば、その大規模な使用も考えられよう。これについてアメリカ政府の予見も既に発表されている[※ここで画面にHAARP計画に関する公文書が映しだされる]。 人の思考を制するものが世界を制する 歴史的に見れば、戦争とは領土争いに尽きるものだったが、未来における戦争は、人びとの心の争奪戦になるのかもしれない。 もしかしてこのマス・マインドコントロール合戦は既に大規模に展開されているのだろうか? この物騒な疑問は、アメリカ政府のHAARPプロジェクトによって高まっている。

3 comments:

n said...

『拷問と医者』ゴードン・トーマス著

http://gangstalking-crime-databease.blogspot.com/2011/01/blog-post_23.html

(キャメロン博士は)財団からの資金繰りがもはやできなくなるとともに、アメリカの他の財団からの(マインドコントロール)研究助成金もいっせいに断たれてしまった・・・博士にとり、最も耐えがたいことは
・・諜報の世界とのかかわりも、これでついに終わった(ため研究費が入ってこない)ということであった。
(p.384)

圧巻なのは、敬虔なキリスト教徒でありながら聖書の戒律を無視し、しかも国際精神病学会会長の重責にありながら、精神病患者を次から次に見境なしに実験材料として、まるでモルモットのように手玉に取ったキャメロンの非人間的な悪行だ。・・・不思議なことは
その非人道的な行為に対して、監視する立場にあったはずのカナダの厚生省を始めだれ一人として、その生前に告発しなかったことだ。
(訳者あとがき P.535)

n said...

2011年3月1日オバマ政権の下、ハイテク凶器犯罪の関係者から直接証言を聞く公聴会がワシントンDCで開かれた。

【臨床医の証言】
As a physician, relative to some of what you are hearing today, in the community we are seeing an alarming rate of complaints of use of electromagnetic weapons. Microwave auditory effects, silent sound spectrum, EEG cloning, which has taken the lab out of the laboratory and into the home. Most of these from the research that we have reviewed can be done remotely. It seems to be more weapons research than medical research.

I personally corresponded with upwards of 1500 victims all complaining of identical complaints from every state in the nation of being exposed to electromagnetic radiation, non-ionizing radiation for the use of cognitive control or behavior control.

http://www.bioethics.gov/cms/node/203

n said...

このビデオにも出てくるカナダの元精神科医キャメロンの行なった残虐非道な人体実験の模様は、当ブログで既に紹介したゴードン・トーマス著『拷問と医者』に大変詳しく記述されています。

まるで映画『羊たちの沈黙』シリーズの、人の脳ミソを本人に食べさせたりするサイコパス科学者、レクター博士を彷彿させるような身の毛もよだつ、おぞましい人体実験の一部始終が記載されています。

分厚い本で、しかも翻訳の質に難点がありますがざっと一読する価値はあると思います。

http://gangstalking-crime-databease.blogspot.com/2011/01/blog-post_23.html