Begich, N. (2006). Controlling the human mind: The technologies of political control or tools for peak performance. Anchorage, Alaska: Earthpulse Press.
1975年には、< 心臓、脳、肺などの器官から放出される微弱な磁場の測定法が開発され、身体の異常を診断する重要かつ新しい方法が生まれつつあった > という。
1975年には、< 心臓、脳、肺などの器官から放出される微弱な磁場の測定法が開発され、身体の異常を診断する重要かつ新しい方法が生まれつつあった > という。
この知識を活かし、最新技術の導入を容易にするために磁場を利用して、周波数コードを解明、適用すれば、狙った特定の器官にだけ効果を与えることができる。
1995年、脳信号をとらえて解読するシステムが開発された。なかには人の脳に刺激を与える変換器もあった。脳波信号を記録する脳波変換器、および、脳に与える刺激を操作して同調させるコンピューターである。同時に、このシステムは脳波信号を記録し、概念、知覚、感情などの思考別信号モデルを使って解釈したり、あるいは、概念、知覚、感情に内在する脳機能不全の根源を診断し、その位置を特定するために正確な脳波信号と比べたりできる。要するに、脳活動を他人と比較して心理状態を読み取り、その情報をもとに新たな信号を作って送り返し、視覚や感情を修正することができるのだ。
1996年、ジョージ・オーウェル流の最新技術が登場した。人間の感情に関与する情報の遠隔操作である。
< あらかじめ設定された周波数と強度を持つ波形エネルギーを発生させ、遠くにいる対象者にワイヤレスで送信する。対象者から発生する波形エネルギーは、自動的に探知、分析され、感情に関与する情報を引き出す。血圧、心拍数、瞳孔のサイズ、呼吸数、発汗レベルなど、生理学および物理学的パラメーターを計測して基準値と比較し、生体反応や、安全を脅かす犯罪の意思があるかどうかを評価するための有益な情報を入手する >
この技術を利用すれば、対象者の内部感情を可能なかぎり引き出し、今後の行動が予測可能となる。ある人間の表面的な態度の壁を突き抜け、直接脳に入り込み、何を考えているのか見抜く事ができるのだ。
1991年、脳波を希望の周波数に変える方法が特許を取得した。1975年の特許も似たような技術を論じており、その装置と用途は以下のとおりだ。
< 対象者から離れた位置で脳波を探知し、同時にそこから異なる周波数の二つの電磁信号を対象者の脳に送信する。この信号が相互に干渉しあい、対象者の脳波によって変調された波形が生まれる。脳波活動の代表的干渉波形は、脳から受信機に再送信され、復調、増幅される。復調した波形は視覚確認するために画面表示され、さらに処理、解析するためにコンピューターに送られる。また、復調した波形は、脳の電気活動を希望どおり変化させるため、脳に戻す補正信号を作る際に利用することもできる >
簡単に言えば、脳の活動を、「人間の感情、思考能力、知的様式」を読み取るために解析するのだ。第二の信号を作って脳に戻せば、本来の信号を制して脳のエネルギーパターンを変えることができる。これは「脳の同調」と呼ばれ、意識の変化をもたらす。また、直接的な「記憶移送」技術にもつながるだろう。この種の技術が持つ有益な本質には利用法がたくさんある。世に言われているとおり、大事なポイントは、技術を誰が管理するのか、どんな目的で使うのか、である。(P.149~P.151)
「電子洗脳 あなたの脳も攻撃されている」
ニック・ベギーチ博士 著
1 comment:
掲載ご苦労様です
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