Friday, December 30, 2022

江川紹子 『勇気ってなんだろう』

 江川紹子 1958-. (2009). 勇気ってなんだろう. 岩波書店.


「信念をつらぬく ― 仙波敏郎さん」

本当は、捜査のために使われているはずの税金が、飲食や遊びや一部の幹部の懐を肥やすために使われるなど、こんなインチキが許されていいはずがありません。道徳的にいけない、というだけでなく、これは明らかに犯罪です。

ニセの領収書を書けば、刑法の私文書偽造罪。それを使って公金を引き出せば、業務上横領や詐欺といった罪に問われるはずの行為です。(p.89)

警察の裏金が問題になったのは、愛媛県警だけではありません。全国各地の警察で、経理の不正が問題になり、裏金作りについて元警察官が具体的な証言も行っています。(p.86)

[ニセ領収書の作製を仙波さんが]拒否していると転勤を命じられました。転勤先でも、ニセ領収書を書くように迫られました。断ると、また転勤。一六年間で九回も異動を命じられました。(p.93)

警察担当の新聞記者に裏金問題を話したこともありました。しかし、記者たちの反応は鈍く、記事にはなりませんでした。(p.p.95-96)

[告発を妨害するため]警察も動き出しました。仙波さんが恩義を感じている上司に説得させたり、警部補への昇進をほのめかしたり、あるいは仙波さんを尾行してあら探しをするなど、いろいろな形で気持ちを揺さぶろうとしました。(p.101)

[記者会見で告発後]仙波さんは制服警察官の象徴とも言える拳銃を取り上げられました。職場から離され、二日間にわたって取り調べを受けました。そして…配置換えとなったのです。…仙波さんには何の仕事もありませんでした。…当初は机すら与えられませんでした。

同僚たちは、誰も仙波さんと口をきこうとしませんでした。…エレベーターに乗れば、先に乗っていた人は、最寄りの階で降りてしまいます。途中階でドアが開いても、乗り込もうとした人は、中に仙波さんがいるのに気づくと、慌てて後ずさりして乗るのをやめてしまうのでした。

昼休み、賑やかだった食堂も、仙波さんが行くと、静まりかえりました。空いている席に座ると、その周りの人たちが立ち上がり、食べかけの食事を載せたトレイを持って別の席に移っていきました。…県警本部をあげての仙波さんに対する無視、いわゆる「シカト」が行われたのです。まさに、仙波さんが言う「大の大人がここまでするか、というようないじめ」が展開されたのでした。

それに加えて、長男の事件について報じた古い新聞記事のコピーを添えた、仙波さんを中傷する手紙があちこちに送られました。長男が社会復帰する時には雇ってくれることになっていた会社にも嫌がらせがありました。(p.p.106-107)

警察は、組織的な裏金作りはとうとう認めようとしませんでしたが、若い警察官がニセ領収書を書くように強いられることは、愛媛県警ではなくなりました。

よその県に行った時に、地元の警察官から、「うちにも仙波さんのような人がいてくれれば……」と言われたことがあります。

「あなた自身ができますよ」仙波さんがそう答えると、その警察官は「私には家族がいるので……」と口ごもってしまいました。

仙波さんは思いました。(誰かが行動するのを待つんじゃなくて、みんなが少しずつ勇気を出して、「私も領収書を書かされました」と一斉に言えば、組織は変わるのに)(p.p.113-114)

Wednesday, June 1, 2022

母里啓子『子供と親のためのワクチン読本』

 

 「ワクチンで重症化を防ぐことができる」という証拠はありません

同じインフルエンザウイルスに感染しても、悪くなる人と悪くならない人がいます。その人が病気にかかった時の体力や、体全体の免疫状態が大きく関わってきます。これはワクチン接種の有無には関係ありません。

2009年に新型インフルエンザが流行し、誰も抗体を持っていない新しいウイルスが流行しました。ワクチンもまに合わず、打っている人がいない中で、ぜんぜん症状も出ず、熱も出さずに、しっかりと新型インフルエンザに感染していた人が一定数いたことが調査でわかっています。

任意接種のおたふくかぜのワクチンも、ワクチンを打ってもかかることの多いものです。これも、「かかっても軽くすむ」と、医療機関ですすめられることが多いと思います。けれども、おたふくかぜは、小さいうちにかかってしまえば、ワクチンを打たなくても、診断もつかないほどごく軽くすんでしまうことが多いのです。

重症化を防ぐためにワクチンを打つ必要はありません。

(p.p.24-25)

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予防接種が増えたぶんだけ、副作用の事故は増えています

この数は少なくありません。死亡例の報告もあります。検討会ではほとんどがワクチンとの関連なしとされますが、ワクチン接種後の赤ちゃんに、原因不明の乳幼児突然死症候群が起きた例が多数出ている現実には、こわさを感じます。

また、接種回数や接種間隔を間違えたり、同じワクチンを打ってしまったりなどの予防接種時のミスも年々増えています。

…なぜほとんど報道されないのでしょう?

それは、予防接種は、国がすすめていることだからです。予防接種で被害を受けるニュースは、受ける人たちを不安にさせ、接種率が下がる原因になります。国がすすめていることを妨げるニュースは、報道されにくいのです。

(p.p.50-51)

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Q「ワクチンを打たないなんて周りに迷惑」と言われて動揺しています

A ワクチンを打ったら病気の感染源にならないわけではありません

ウイルスや細菌は、どこから来たのかわかりません。

…これだけ往来の多い社会の中で、誰からうつったかをいちいち特定してその原因を追究し、あの子からうつったと非難することができますか?もし、そんなことをしたら、いわれなき中傷として、そちらのほうが非難されるべきでしょう。…感染した人すべてが症状を出しているわけではないので、誰からうつったかなど、わかりません。実際インフルエンザなどは、知らない間にかかって、知らないうちに治っている人が感染源になっていることが多いのです。

ワクチンを打ったら感染源にならないわけではありません。ワクチンを打ってもかかるし、人にうつしてしまうのです。また、生ワクチンを打ったことで軽く発症し、感染源になる可能性も大きいのです。

(p.p.74-75)

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インフルエンザ、子宮頸がんワクチンなど

まったく打つ意味のないワクチンもあります

…子宮頸がんワクチンはヒトパピローマウイルスの感染予防のワクチンですが、子宮頸がんを予防するかどうかは明らかではありません。まだその結果は出ていません。しかも、世界中で重篤な副作用が報告されています。

…肺炎予防のために65歳以上にすすめられている成人用の肺炎球菌ワクチン、これもまったく必要ありません。高齢者が亡くなる肺炎のほとんどは、唾液などと一緒に口腔内の細菌が肺に吸い込まれることで起こる誤嚥性肺炎です。肺炎球菌だけではなく、口の中にすむ膨大な数の常在菌が原因なので、ワクチンでわずかな型の肺炎球菌を防いでも効果はありません。

(p.p.68-69)

インフルエンザウイルスは変異の早いウイルスですから、どんなに急いでも効果の高いワクチンは作りようがありません。感染を防ぐワクチンでもないので、エチケットで打つ意味もありません。ワクチンを打てば「重症化」を防ぐと言われていますが…確かなデータはありません。また、乳児、幼児への効果はほとんどないことが明らかになっています。

(p.p.164-165)

Thursday, April 28, 2022

近藤誠『ワクチン副作用の恐怖』

 Kondo, M. (2017). Wakuchin fukusayo no kyofu. Bungeishunju.

以前、インフルエンザが症状から診断されていた時代は、患者数は一万人未満だったのに、検査キットが導入されると100万人超。

…今日インフルエンザと診断される人たちの九九%以上は、検査さえうけなければ、″ただの風邪″と診断されているはずです。

思いおこせばインフルエンザは、むかしは″流行性感冒″や″流感″と呼ばれていました。すこしきつめの風邪、というのがみんなのうけとり方だったのです。ところが専門家たちや厚労省がこぞって″インフルエンザ”という、どこかおそろしげな病名に乗り換えたため、人々は風邪とはちがうと思いこまされたようです。

そしてワクチン製造がどん底に落ちこんだ一九九四年以降、「インフルエンザは怖い」という報道が急増しました。これは厚労省や専門家の主導ないし協力なくしてはなしえぬキャンペーンでした。(p.p.101-102)

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試験の全期間を通じて、A型インフルエンザの流行が三回あったのですが、ワクチンを毎年打っていても打たなくても、あるいは一回打っても、二回打っても、三回打っても、全三回の流行期をつうじたインフルエンザの累積発症率は、どのグループも四〇~五〇%の範囲におさまり、ワクチン接種歴による違いがみられなかったのです(Lancet 1979)。

…ワクチンを打っていても打たなくても、インフルエンザの発症率は同じになる、ということのようです。(p.108)

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ワクチンの製造量がどん底におちた一九九四年を見ると

【インフルエンザによる死亡数・一九九四年】…合計五人で、

…これに対し、新検査法やワクチンや抗ウイルス薬など種々の施策がそろった二〇一五年では、

【インフルエンザによる死亡数・一九九五年】…合計で六五人。一九九四年の一三倍です(厚労省人口動態統計)。

これら亡くなった方々のご遺族は、故人が解熱剤や抗ウイルス薬などによる薬害のために死亡したとは気づいていないのでしょうね。


Monday, April 18, 2022

母里啓子『もうワクチンはやめなさい』

 Mori, K. (2017). Mo wakuchin wa yamenasai: Yobo sesshu o utsu mae ni shitte okitai sanjusan no shinjitsu. Futabasha.

2011年3月、ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの同時接種後に亡くなった乳幼児のことが次々にニュースとなりました。…ワクチン接種後に亡くなる例が一定程度あるなら、それはあきらかにワクチンによる被害でしょう。

しかし厚労省は、予防接種との因果関係を認めないまま、両ワクチンをたった1ヵ月もたたないうちに接種再開しました。死亡した赤ちゃんのニュースなどなかったかのように、その後2013年から定期接種となり、両ワクチンはすべての0歳児に推奨されるものとなったのです。

…けれど、ニュースにならないだけです。今も、予防接種後に赤ちゃんが次々に亡くなっています。実際には、騒ぎにならないのがおかしいほど、ワクチン接種後に亡くなる赤ちゃんが増えているのです。…厚労省は隠してはいません。けれど、マスコミはこのことを話題にしません。(p.p.3-5)

Friday, February 11, 2022

船瀬俊介『コロナと陰謀』

 Funase, S. (2020). Korona to inbo: Daremo ienai seibutsu heiki no himitsu. Hikarurando.

PCR検査キット「注意書き」に、わが目を疑った。その「COVID-19用検査キット」に、こう記載されている。

「……この検査は、他の様々なウイルスにも〝陽性"と反応します」

そして―。〝陽性"反応する病原ウイルス例として、七種類をあげている。それは、「インフルエンザA型」「インフルエンザB型」「アデノウイルス」……から「マイコプラズマ」「クラミジア」などなど。これらは普通の風邪を引き起こすウイルスなどだ。…それを、ジョンズ・ホプキンス大学は「新型コロナ(COVID-19)」感染数と、重々しく偽って公表している。それを、世界のメディアのキャスターたちは深刻な表情で伝えている。…さらに、「注意書き」には、〝陽性"反応ウイルス例として七種類あげているだけだ。つまりは〝それ以外"のウイルスにも〝陽性"反応する可能性がおおいにある。…さらに、PCR測定用キットの「説明書」にも、こう「注意書き」がある。

「……検査の結果〝陽性"でも、それで新型コロナウイルス感染症(〝COVID-19")と『診断』したり、『治療』の根拠としてはいけない」(p.p.317-321)

PCR検査の信頼度を測定した実験もある。検査を行って、二週間経過観察して、〝陽性"が正確か?判定したものだ。その結果〝偽陽性率"は八〇%にたっしていた。つまり、まったく正常な五人がPCR検査を受けると四人が〝陽性"とされてしまう。(p322)

アンドリュー・カウフマン医師は、明瞭だ。

「……検査で〝陽性"になった五人のうち四人は、じっさいには全く病気ではなかった。これは大変大きな数です。〝偽陽性"率が、五%未満であれば、まあ『良い検査』といえます。それでも一〇〇人のうち五人は『病気』とされてしまいます。だから、理想的ではない。最良の〝偽陽性"率は、一%未満でしょうね ……八〇%とは、あまりにも不正確。何も測定していないのと同じ。」(p.324)

だからPCR"陽性"=新型コロナウイルス感染症として"病名"を付けるのは、完全な詐欺である。医師法にも違反する違法行為だ。

…彼[崎谷博征医師]は、すでに二月の時点で、PCR検査のデタラメさに気づいた。

「……だから、統計について議論することすら、馬鹿らしくなって数字を追うこともやめました。このような"フェイク統計"は、WHOやCDC("ビッグファーマ"製薬利権と"回転ドア"官民ゆ着)が、毎年のインフルエンザウイルスねつ造も行っており、すでに常識となっています。とくに、ワクチンの売り上げが低下したときには、インフルエンザウイルス感染症の数をふくらませる。そのため、医師に、検査なしでも"疑わしい"症例をカウントさせているのです。こういった、いい加減さを通り越した統計を元にして、何を議論しても始まりません」(p.p.353-355)

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「……一九九三年、WHOは『家族計画』のための『出産コントロール・ワクチン』を発表した。公開研究によれば、一九七六年までに、研究者は『破傷風トキソイド(TT)』と『ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)』を結合させ、『出産抑制ワクチン』を開発、これにより、妊娠ホルモンが免疫系によって攻撃される。妊娠女性には中絶効果があり、避妊効果もある。反復接種で不妊効果は延長できる。さらに、WHO研究者たちは、より強力な『不妊ワクチン』の開発に取り組んでいる。それは遺伝子組替え(GM)技術を応用する。WHOは刊行物で『予測不能な先進国の人口増加を抑制する』―という長期目的を表明している」

悪質なのは、これらWHO"不妊ワクチン"が「破傷風ワクチン」などに偽装され、接種されてきたことだ。二〇一四年、これらワクチンを分析したところ、不妊成分hCGが試料の半分から検出された。つまり、ケニアで展開された「破傷風撲滅キャンペーン」の正体は、"人口抑制"キャンペーンであった。(p.p.298-299)

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ペンタゴン(米国防総省)の「生物化学兵器」予算請求の公聴記録。(極秘扱い)

(第九一米国議会下院・歳出委員会小委員会での公聴会)(一九六九年六月九日)

そこで、生物兵器製造を担当するドナルド・M・マッカーサー博士が次のように証言している。

「……生物兵器が微生物であることは、皆さんのすべてがご存知のことと思います。(中略)今後、五年から十年以内に、これまでに知られているいかなる病原性微生物とも、いくつかの重要な側面で異なる新しい感染性微生物を製造することが、恐らく可能になるでしょう。このような微生物の最も重要な点は、われわれが感染症を制圧するのに頼っている体内の免疫系と医療には、恐らく対処できないであろう……ということです。これが、実行可能であるか?明らかにする研究プログラムは、一〇〇〇万ドルの総費用で、五年以内に完了できるでしょう」

‥まさにエイズ・ウイルス(HIV)の実像そのものだ。そして、米軍部は、請求通りの予算を獲得し、研究開発に没頭した。そして―、最初のエイズ患者が、ニューヨークに出現したのは、まさにマッカーサー博士が予言したとおり一九七九年、春のことである。

エイズ・ウイルスが遺伝子組替えで合成されたウイルスなら、いったい、何と何を組み合わせたのだろう?その謎もゼーガル夫妻は解明している。

「……ピスナウイルスは、羊の脳細胞を致命的に破壊することで知られています。(いわゆる狂羊病)。しかし、人間への感染性はありません。『これは、このウイルスの粒子表面(エンベロープ)に、ヒト細胞のたんぱく質と結合するたんぱく質がまったくないためです』(ゼーガル博士)、ところが、博士はエイズ・ウイルスの構造を調べて、その遺伝子配列(ゲノム)には『ヒトT細胞白血病ウイルスのゲノムの一部と類似する領域がある』ことを発見した。この白血病ウイルス(HTLV-I)は、人間に一種の血液ガンを生じさせて、T4細胞の内部で増殖します」(『超インフルエンザ』)

ここで、T4細胞とは「T型白血球細胞」のことである。これは、外部から侵入したウイルスや細菌などを攻撃する免疫細胞の一種。

「……つまり、博士は、エイズ・ウイルス遺伝子配列は、ピスナ・ウイルスと白血病ウイルスの遺伝子を"つなぎ合わせた"ものであることを見抜いたのです」(同)

ちなみにエイズ・ウイルス(HIV)を合成した施設も判明している。それは、ペンタゴン(米国防総省)管轄のメリーランド州フォート・デトリック研究所である。 

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「新型コロナは、『人工的に二種のウィルスを合体した』キメラ(人造生物)の可能性が濃厚だ」([ソルボンヌ大学] A・アサニン博士 進化生物学 2020/3/19)

「……アメリカの科学者は、すでにコウモリなど動物のコロナウイルスの"ハイブリッド"の人工ウイルスを完成させている。二〇一三年には、すでに研究者たちは、この新型コロナウイルスを、人間に感染させる方法を研究している」(科学誌『ネイチャー・メディスン・ジャーナル)   

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新型コロナウイルスのパニック発生直前に、アメリカの大企業のCEOが次々に退陣していたことが、明らかになった。その数は史上最大の一四〇〇人にたっする。これらCEO大量退職は、二〇〇六年のリーマンショックをも、上回る。それも、コロナショック直前の大量辞任だ。

「まるでコロナ不況を見越したかのようだ」「事前に知っていたのではないか?」

その不自然な大量退職に、疑惑が浮上している。なぜなら、二〇二〇年は、未曾有のコロナ不況が世界を覆っているが、二〇一九年には、米国株式市場も好況が続いていた。大企業の多くは堅調に業績を挙げていた。だから、大企業のCEOにとって、辞める理由など、いっさい見当たらない。

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日本いや世界のメディアにとって、ワクチンについて、マイナス情報を流すことは厳禁である。それでも、悲劇はもれ伝えられる。

「高森町、健康被害で賠償金―下伊那郡高森町は…二〇一二年に町による麻疹(はしか)と風疹ワクチンの混合ワクチンの集団予防接種を受けた後、急性小脳炎と診断された女性=当時一三歳=への賠償額五五三万円余を決定する議案を議会に提出。原案通り可決された。女性は二〇一九年二月、予防接種法に基づく国の健康被害救済制度の認定を受けた。町が認定を基に支払うべき賠償額を算定していた」

小さな一段の新聞記事だ。内科医、内海聡医師は、二〇二〇年一月二三日、こう綴る。

「……まさに氷山の一角。おそらく、小脳炎だけでも全国に一〇〇倍から数百倍はいると推測する。アメリカのワクチン強制化の流れも、日本でうるさいのも、ロビー活動の結果に過ぎない」(フェイスブックより)