Friday, November 29, 2019

島村英紀 『多発する人造地震』

Shimamura, H. (2019). Tahatsu suru jinzō jishin: Ningen ga hikiokosu jishin. Tōkyō: Kadensha. 

第7章 地下核実験が起こす人造地震

<地下核実験を地震に見せかける工夫>

 地下核爆発は隠れて行うのに好都合で、探知されにくいという面も持っていた。こうして、地下核爆発は隠れて行われるようになり、米ソ両国では、地震学の知識を動員して、核爆発による地面の振動を自然に起こる地震に見せかける研究もさかんに行われた。(p.p.119-120)

2 comments:

Unknown said...

人工地震は電離層のプラズマ特性を利用して、電磁波で遠隔地から誘発できますよ。

Unknown said...

わざわざ爆弾埋設などする必要はありません。地球は巨大な発電機です。ダイナモ効果で巨大な直流磁場(地磁気)、十数億アンペアを超える莫大な直流電場が日々生成されています。岩石圏と大気圏と電離層の間にこういった電磁気の結合があり、磁気や熱や応力といった物理作用は相互作用します。