Friday, March 25, 2011

GANG STALKINGに関する米警察の見解TV報道


【大意】

[男性キャスター]
ギャング(集団)ストーキングに関するニュースです。
とはいっても、いわゆる“ギャング”とは全く関係ありません。
いくつかのニュースで報道されているように、
集団ストーカー犯罪は益々横行し、危険さを増しています。

[女性リポーター]
Guzzinoさんは夜遅く大きな音で音楽をかけたり、
目立つことが原因で集団ストーカー被害に遭っていると
いいます。この一年半、集団により組織的なストーキング被害
を受け(自宅の)屋根に登るなどの嫌がらせを受けたそうです。
サンタクルーズ署リチャード警部補は「ネット上での
いじめ/嫌がらせなどのため警察も集団ストーカーにこ
れまで以上に目を光らせるようになっている」といいます。
では集団ストーキングとはいったいどんな犯罪でしょうか?
被害者が車を運転しているときも、携帯で話しをしている

ときも、道を歩いているときも、集団で組織的に脅迫して

くるのです。
リチャード警部補によれば集団ストーキングは今に始まった犯罪
ではありませんが、テクノロジーの発達のおかげで
この犯罪が、より広く蔓延しているとのことです。

[リチャード警部補]
「フェイスブックやツイッターといった新しい時代の通信技術を
前にして、この犯罪はどんどん進化し、それらの中に入り込んで
いったのです」

[女性リポーター]
Guzzino氏は、被害に遭っているのはインターネットだけが
原因ではないことを突きとめていますが、集団ストーカーの
せいで持ち家を手放し引越すことになったそうです。

[男性キャスター]
もし集団ストーキングで有罪となれば、犯罪的謀略の罪や
ストーカーの罪で告訴されることになり、これらの罪状は

すべて、カリフォルニア州の法律で重罪となっています。

(翻訳担当:n)

Sunday, March 6, 2011

『公安警察スパイ養成所』島袋 修

(2009年7月発行)
 ※「」内引用

 
「当時いっしょに受講したのは40名。うち日共・民生同担当が
 私を含めて十名、極左担当が十三名、共産党が警察内部に
 送り込んだスパイを摘する対班が6名、残り十二名は
 どういう任務であったのか、今もってわからない。
 みな二十代後半から三十代後半の屈強な男たちであった。
講師たちは、ほとんどが熟年の働き盛りという印象だった。
彼らは技術的にも卓越したものを持っていたと思う。
とくに写真撮影や録音・盗聴技術の講師たちは、
どう見ても普通の警察官ではなかった。あくまで憶測だが、
たとえば電電公社(現NTT)出身の技術者などを講師として
招いていたのではないかと思えないでもない。
ここで私たちは、特殊作業(写真撮影、速写、接写)の技術、
電気録音(盗聴)の技術などを、一切を教えられた。」
 (p.38, 1行目~10行目


「このように公安警察は、内部の人間にとってもなかなか秘密
めいている。警察の中でも別社会なのだ。どんなに特殊な世界か、
一般市民にはなかなかイメージができないのではないだろうか。
デモの警備などに出てくるのは、いわば『表の公安』にすぎない。
スパイ獲得に奔走する『裏の公安』たち、『桜』たちの素顔は、
内部にあっても謎のベールに包まれているのである。
われわれ『裏の公安』は、面が割れては仕事にならない。
『桜』たちは警察署に出署することもなく、特別な拠点を設けて
任務に精を出す。一般の警官とは生息地が違うのである。」
 (p.39,1行目~8行目)  


「・・当時の事務所がトタンぶきであることを知ると、深夜
トタン屋根をはがして忍び込み、資料を収集したこともある。
(中略)それ以外にも、登録を抹消されたナンバーを車に
取り付け(中略)・・郵便ポストから共産党関係の手紙を
粘着剤で吊りあげたり・・」
 (p.101, 11行目から15行目)


「退職して、私ははっきりと悟った。自分が警察時代に
果たしていた任務は、人間から人間らしい気持ちを奪い、
犯罪者を作ることであった 、と。公安警察は
ペテン師集団、偽善者集団であった。」
(p.210, 12行目から14行目)

『コリアン世界の旅』 野村進

「シークレット・メッセージ」

  日本人には知られていない「メーッセージの回路」と
でもいうべきものが、日本にはある。
  たとえば・・・美空ひばりは、なぜ持ち歌の
「悲しい酒」を歌うたびに、きまって涙を流したの
だろうか・・・。
  ソフトバンク社長の孫正義は、一九九六年二月の
「毎日経済人賞」の授賞式でなぜスピーチのさなかに
突然声を詰まらせ絶句してしまったのか・・・。
美空ひばりと孫正義の涙の意味を、日本人とはまったく
違う形で理解している人々が、私たちのすぐそばにいる。
それは・・・韓国・朝鮮系の人たちである・・・。
都はるみの初期の大ヒット曲に「涙の連絡船」という歌が
あった。・・・朝鮮半島に残した肉親のことや、昭和三十年代に
いわゆる「帰国船」に乗って新潟から北朝鮮へ向かったまま
離ればなれになってしまった家族のことを、暗に歌っている歌と
解釈してきた人が少なからずいるのである。
・・・原尻英樹・放送大学助教授が
「シークレット・メッセージ」と名づけたこのような
コミュニケーションが日本人には少しも気づかれることなく、
ひっそり続けられている。

(野村進『コリアン世界の旅』プロローグより) 

Saturday, March 5, 2011

『集団と無意識』 Didier Anzieu


  【窃視症者】  

   他人のなかに燃えあがる己の欲望を、自分の眼差しで
喰らいつくす。他人が生き生きと生活しているのを目に
したいと望む。 [= 生きながらの死者]
他者内の生の欲動を見ようとはするが、自分の内部のそれは
見たがらない。 モニター、グループ全体がこうした“死の幻想”
語らず沈黙によって表すとグループ内に困難な問題が生じる。