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Saturday, June 28, 2025

有馬哲夫 『一次資料で正す現代史のフェイク』

Arima Tetsuo,  (2021). 一次資料で正す現代史のフェイク. 育鵬社.
 
東条、そして日本の考えていた戦争は、いわゆる限定戦争だった。ルーズヴェルトはこれを、相手が無条件降伏を呑むまで殺戮し、破壊し続ける無制限戦争に[途中から〕変えてしまった。これによって和平のハードルを高くしてしまった。
(p.p.40-41)
一方、アメリカ諜報機関とりわけ戦略情報機関(OSS)スイス支局などが、天皇制存置さえ認めれば、ソ連の仲介なしでも、日本が降伏することを[ルーズヴェルトの無条件降伏原則を引き継いだ]トルーマンに報告していた。
これを踏まえて、五月二八日、国務長官ジョセフ・グルーは、天皇制を含め日本人に彼らの自由意志によって政体を選ぶ権利を認める降伏勧告を日本に対して出すよう求めた。
(p.p.42-43)
…[トルーマンは〕四五年四月二四日に[陸軍長官〕スティムソンから原爆が八月頃完成予定だと報告を受けていた。これによってトルーマンは日本本土上陸作戦を回避するために条件付降伏を日本に認めることで早期和平を図るよう求めてくるアメリカ軍関係者のプレッシャーに耐えることができた。…さらに、ポーランド問題でソ連と決裂していたので、ソ連にこれ以上協定違反をしないよう警告するためにも原爆を使用したいと願っていた。
天皇制存置条件付降伏支持者のスティムソンさえ、原爆の使用には積極的だった。およそ十九億五〇〇〇万ドルの巨額の予算を使って開発しただけに、使用しなければ開発責任者として責任を問われると思ったのだった。こうして、ポツダム宣言から、天皇制存置条項が削除された。これを残せば、日本は宣言が出るやいなや降伏してしまい、原爆を使用する機会が失われるからだ。
(p.p.44-45)

トルーマンは原爆で真珠湾攻撃の罰を与えたかった

[トルーマン大統領は]上院議員時代から「パールハーバーの騙し討ちをした日本を懲罰すべし」と公言していた。加えて、四月二三日にソ連外務委員長ヴャチェスラフ・モロトフとポーランド問題に関する協定違反のことで言い合いになってからは、ヨーロッパで勢力拡大をはかるソ連を威嚇するため原爆の威力を見せつける必要があるという考えを持ち始めていた。
(p.p.92-93)

スティムソンも自著『平和と戦争に力を尽くして』でこう述べている。

アメリカが天皇の地位についての見解を明確に示すのを遅らせたことが戦争を長引かせたということだ。
(p.107)

Thursday, June 12, 2025

木元寛明『気象と戦術』

 Kimoto, H. (2019). 気象と戦術 : 天候は勝敗を左右し、歴史を変える. SBクリエイティブ.

気象という名の「兵器」


「テロリストたちは、電磁波遠隔操作により気象を変更し、地震を誘発させ、火山を噴火させるという手段で、エコタイプのテロリズムにすら手をつけている」
 ――米国防長官ウィリアム・コ―ヘンの「テロリズム、大量破壊兵器、および合衆国の戦略」に関する会議での講演
  (1997年4月28日、ジョージア大学)


目的達成のための気象・自然の軍事利用
気象・自然を「兵器」として使用する

1967年から1972年まで、米空軍気象局は、地域一帯を水浸しにしてホーチミン・ルートを泥寧化し、人や物資の移動を妨げようとしました。そのため、3機の改造型WC-130輸送機からヨウ化銀などのフレアを散布して雲の種をまき、ラオスおよびカンボジアに人工雨を降らせる作戦を行っています。
(p.150)


気象、地震、火山をコントロールする?
あながち荒唐無稽ともいえない

欧米の多くの国は第2次大戦の終了直後から、気象を変更する(=操作する)技術の実験をスタートしています。…冒頭のコ―ヘン国防長官の発言のように、気象の変更、人為的な地震の誘発、火山の噴火などが兵器として使用されるという推論は、あながち荒唐無稽ともいえないようです。(p.155)

Friday, December 6, 2024

中村裕美 「味覚の人為的制御」

 健康と疾患を制御する精密栄養学 : 「何を、いつ、どう食べるか」に、食品機能の解析と個人差を生む分子メカニズムの解明から迫る. 羊土社.

味覚電気刺激による味覚の制御

味覚電気刺激による味覚提示は、新たに呈味物質を口腔内に取り込むことなく、すなわち余分な成分を追加せずとも飲食物の呈味を制御できる。…また、刺激装置の構築も安価・小型・軽量で実現できること、即時性、可塑性に優れ時系列的な変化を加えられること、刺激位置によって味を感じる位置も変化することなど味覚表現のダイナミックレンジの広さが、エンターテインメント的用途での活用においても優れている点だろう。

…筆者らは2021年に、経皮電気刺激といって顎と首後ろに電極を貼り付け電気刺激を与える手法を用いて陽極刺激を与えた際に、塩味を最大3倍まで増強できることを実験で検証している。

Thursday, September 5, 2024

Tennessee lawmakers give final approval to 'chemtrails' bill

Melissa Brown
Nashville Tennessean
Apr. 1, 2024

Tennessee legislation banning the intentional release of chemicals into the air is headed to Gov. Bill Lee's desk to be signed into law.

The bill has been criticized as codifying a ban on "chem trails," a widely debunked conspiracy theory that the federal government is spreading chemicals for nefarious reasons, though House sponsor Rep. Monty Fritts, R-Kingston, said he brought the bill due to ongoing weather and climate control practices.

HB 2063/SB 2691, which House Republicans gave final passage to Monday, bans the "intentional injection, release, or dispersion" of chemicals within Tennessee "with the express purpose of affecting temperature, weather, or the intensity of the sunlight is prohibited."


Sunday, June 16, 2024

SILENT WEAPONS: EXAMINING FOREIGN ANOMALOUS HEALTH INCIDENTS TARGETING AMERICANS IN THE HOMELAND

[沈黙の凶器:アメリカの国民を標的にした国外勢力による特異な健康被害事例に関する調査]

Homeland Security Committee | Republican

U.S. House of Representatives

H2-176 Ford House Office Building

Washington, DC 20515




What: A Subcommittee on Counterterrorism, Law Enforcement, and Intelligence hearing entitled, “Silent Weapons: Examining Foreign Anomalous Health Incidents Targeting Americans in the Homeland and Abroad.”

When: Wednesday, May 8, 2024, at 2:00 PM ET

Where: 310 Cannon House Office Building

 https://homeland.house.gov/hearing/silent-weapons-examining-foreign-anomalous-health-incidents-targeting-americans-in-the-homeland/

Monday, April 10, 2023

紺野大地:池谷裕二 『脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか』

紺野大地 池谷裕二 紺野大地 1991- & 池谷裕二 池谷裕二. (2021). 脳と人工知能をつないだら 人間の能力はどこまで拡張できるのか : 脳ai融合の最前線. 講談社.

「念じる」だけでロボットをあやつる

50年以上前に始まったBMI (Brain Machine Interface)の研究は、まずマウスやラットから始まり、徐々にサルへと進んでいきました。その後、安全性に十分に配慮しながら着実に研究は進んでおり、2012年の時点では人間の患者さんにおいて、念じるだけでロボットアームを動かし、ペットボトルの水を飲むことに成功しています。
最近では車椅子やロボットをあやつるだけでなく、考えていることを直接文章にしたり、他の人が見ている夢の内容を見たりすることもできるようになってきています。(p.p.43-45)

患者に短文を音読させ、その間の脳活動を記録するという一連の流れを繰り返すことで、人工知能は「こういうことを話しているときには、脳はこういった活動をする」という関係性を学習していきます。人工知能がこの対応づけをきちんと学習することができれば、その人工知能を逆方向に用いることで、その人の脳活動から文章を予測することができるようになります。
…そしてこの研究がさらにすごいのは、「文章を音読せずに頭の中で思い浮かべるだけで、その文章を予測できるようになった」という点です。これが可能になったのは「文章を音読しているとき」と「文章を声には出さずに思い浮かべているとき」の脳の活動が似ているからです。
最終的にこの研究では、「頭の中で考えていることを文章に翻訳する精度」が最大で97%に到達したと主張しています!(p.p.69-70)

先ほどの「考えていることを文章に翻訳する人工知能」のときと同じように、「こういう夢を見ているときにはこういう脳活動をしている」という関係をひたすら蓄積することで、人工知能は脳活動と夢との関係性を学習していきます。
人工知能が一度この対応づけを学習してしまえば、今度は逆に「脳がこういう活動をしているということは、この人はこういう夢を見ているはずだということが予測できるというわけです。
…この研究を行なった神谷先生らのチームは、最近は「頭の中にあるイメージをそのまま画像にする人工知能」を開発中です。(p.p.75-77)

Tuesday, April 21, 2020

Moreno, 『操作される脳: Mind Wars』

Moreno, J. D., Kubota, K., & Nishio, K. (2008). Sōsa sareru nō: Maindo uōzu. Tōkyō: Asukīmediawākusu. 
(The original title: Jonathan D. Moreno, Ph.D., "Mind Wars - Brain Research and National Defense")

臭気兵器の設計者は長らく糞便の臭いに心を奪われていたようである。一九九八年の軍の文献によれば、第二次世界大戦の際の発想は、ドイツ占領軍にこっそり「フー・ミー(Who Me)」という化学薬品をなすりつけて、「物笑いの種」にしてやろうというものだった。(p.296)

二〇〇一年六月、テキサスの、元海軍中佐が代表となっている企業と海軍研究所の科学者とが、糞便の臭いの元となる化合物に対する特許を取得し、「不愉快な嗅覚刺激を用いて、人間の行動をコントロールしたり変更させたりするという手法は、現代の戦争において魅力的な発想である」と述べている。エッジウッドでも「米国政府基準トイレ臭気(U.S. Government Standard Bathroom Odor)」を用いた同様の研究が行われている。(p.298)


        *********

ばい菌を戦争に利用しようという発想は(城壁から感染した馬の死骸を投げ込むといった雑な形ではあったが)古代から存在していた。現代的な微生物学は、単に経験に頼るのではなく「合理的」な方法で病原体を選択、さらにいは設計することまで可能にしている。…アメリカ、イギリス、カナダは共同で攻撃用の秘密生物兵器プログラムを立ち上げたが、これには米国陸軍化学戦サービス(Army Chemical Warfare Service)が関係していた。
(p.325)


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一九七二年に、アメリカは生物兵器に関する国際条約、生物毒素兵器禁止条約(Biological and Toxin Weapons Convention/BTWC)を批准した。この条約は平和的および防衛目的の研究以外は許されない、と明言するものである。ソビエト連邦も批准国となったが、アメリカが生物兵器プログラムを終了させたことを信じようとしなかった。その疑念のもと、ソビエトは大がかりな最高機密システムを構築した。これはバイオプレパラートと呼ばれ、民間の皮をかぶって少なくとも一九九二年までは活動していた。
…一九七九年には、スヴェルドロフスクの生物兵器工場から炭疽菌が漏出する事故が起こったのである。正確な死亡者数は知られていないが、見積もりは六六人(ソビエト当局の発表数)から一〇〇人以上まで様々である。
(p.p.325-327)


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アメリカ科学者連盟(Federation of American Scientists/FAS)の生物兵器の専門家であるバーバラ・ハッチ・ローゼンバーグが『ディスアーマメント・ディプロマシー(軍縮外交)』という機関紙に書いた論文によれば、生物毒素兵器禁止条約が一九七五年に発行してから一五~二〇年間というもの、国防総省が行うプログラム自体が機密扱いにされることはなかったものの、「アメリカ軍の欠陥や脆弱性、あるいは技術の飛躍的な発展」を明らかにするような研究結果については機密にされていた。

その後、おそらく湾岸戦争とソビエトのバイオプレパラートの発覚とが原因なのだろうが、国防総省は方針を変えたように見える。9・11のちょうど一週間前、『ニューヨーク・タイムズ』は、機密扱いされていた三つの生物兵器防衛プロジェクトについて報道し、条約を都合のいいように解釈していると指摘した。三つのうち、一つはワクチンに耐性を示す炭疽菌の作出だったが、ソビエトがそのような炭疽菌を生産したと考えられていて、それに対する防衛方法を見いだすためというのが大義名分だった [注182] 。アメリカと西側同盟諸国はこの暴露に動揺を示したが、9・11の攻撃が起こったために、沈黙に転じた。(p.339)


[注182]…ニューヨークタイムズがすっぱ抜いたプロジェクトについてアメリカ政府官僚は防衛目的だと主張したが、細菌工場で炭疽菌を大量に培養し、細菌爆弾のモデルを炸裂するなど、兵器開発そのものと言える点があった。

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ウイルスのような生物兵器は三つの要素が関係する。まずペイロード、つまりウイルスの遺伝情報、次にウイルス外皮など送達システムに関わるもの[注183]、さらに、人体の器官系など標的とされるものであり…いずれも、遺伝子工学で病原体を加工することによって操作し得る。たとえば、ウイルスか細菌の病原体に、外来、あるいは合成した遺伝子を挿入すれば、野生株が本来もたない性質を加えることができる。うまくいけば、脳や神経系を標的にした新型神経兵器の開発が可能なのだ。



[注183]ウイルス兵器は人体の細胞内に侵入することによって効果を発揮する。細胞内に侵入する際、ウイルスは、対象となる細胞表面の受容体など、特定のタンパク質に結合するが、ウイルス側に細胞表面のタンパク質が存在していなければ結合できず、侵入もできない。人体を構成する細胞は、種類によってそれぞれ特定のタンパク質が細胞膜に発現している。ある特定の細胞にウイルスを感染させたいと思ったら、その細胞のみで発現するタンパク質に結合できるタンパク質をもつように、ウイルスの遺伝子を操作すればよいことになる。


過去、旧ソビエト連邦では攻撃目的の生物兵器開発計画が進められていた。…先進的ウイルス神経兵器によって、短いペプチド鎖(アミノ酸が鎖状に結合したもので、生物活性を有する)をコードする合成遺伝子を中枢神経に送り込むというものである。中枢神経系に入ると、合成遺伝子をもとにデザイナーペプチドが生成され、それが奇襲攻撃を行うのである。このペプチドの効果は、その病原体が通常引き起こす症状とは全く違う。たとえば、脳内で生成されると悪性の神経変調物質として働き、ニューロン間の関係や通信を変化させて脳の機能を無効にしてしまう。感染性病原体としては、合成遺伝子を速やかに標的に送り届ける能力をもつものが選ばれる。この新型神経兵器において、病原体はまさにトロイの木馬であり、通常ならば到達できないようなところまで遺伝子を送り込むことが可能になる。
(p.p.347-348)



「…部隊(ユニット)が機能するための能力は、すべて頭のなかにあります。そうすると、もし恐怖やその他の感情によって部隊の忠誠心を崩壊させることができれば、軍隊は、力をもって戦う存在であることをやめてしまうでしょうね。たとえば閉所恐怖症に襲われた兵士は防護マスクをむしりとってしまうでしょう。他には、恐怖、のどの渇き、心拍数増加、腸の運動亢進とか……。ペプチドの効果としてはこのあたりが狙われていると思われます。」(生物兵器の専門家) (p.350)

 Russia accuses US of running a biological weapons lab in Georgia

Wednesday, December 11, 2019

甘利俊一 『脳・心・人工知能』

Amari, S. (2016). Nō, kokoro, jinkō chinō: Sūri de nō o tokiakasu

心を読む ――脳と機械を結ぶ技術BMI

脳科学は、脳の仕組みを明らかにしたい。もし脳内の情報が外部から読み取れるなら、研究が大いに進む。こうして登場したのがBMI(Brain-Machine Interface)である。

…さらに、外部から脳に情報を直接に入れることができれば、これもまた素晴らしい技術が作れる。目の見えない人の脳に、視覚情報を直接送ることができるようになるかもしれない。現に人工内耳は、聴覚細胞を直接に刺激して外の情報を脳内に送り込む。


…BMIは脳内の情報を取り出して解読し、また、脳に情報を直接送り込む技術の総称である。脳内から取り出した情報をコンピュータで解読し、これを処理して再び脳に送り込めば、脳とコンピュータをつないだ仕組みができあがる。アメリカの軍事技術として誕生したとはいえ、これは脳科学、そして現代社会に大きな影響をもたらす技術である。(p.p.219-220)

ATR脳情報通信総合研究所の川人光男に代表されるグループは、脳の活動の情報をただそのままフィードバックして知らせるのではなくて、しかるべき部位の脳情報を解読してこの情報[いまが望ましい状態にいるか否か]をフィードバックする技術を開発した。…これを「脳情報複合フィードバック法(DecNef:Decoded Neurofeedback)」という。(p.221)

…斜め30度の線分を検出する[脳内の]部位のニューロンが活動したとしよう。脳は必要なとき以外にもいろいろな活動を行っているから、これは線分を見ていないときでも起こるし、他の角度を見ているときや安静時にも起こる。

被験者には何を測定しているのかを知らせることなく、この脳内情報を解読して、30度の線分に対応するニューロン活動があれば、いまはよい状態、そうでなければ悪い状態であることを知らせる。

被験者は何がよいのか、何を基準としているのかはまったくわからない。それでも、このように状態のよい・悪いを知らせることで、この被験者の30度の線分に対する検出の感度がわずかとはいえ上がり、これが何週間も保持される。脳の回路のシナプス結合に変化が起こり、ダイナミックスの特性が変わったといってもよい。脳への介入である。(p.222)

心を操作することも可能になる

脳は驚くほどの可塑性があり、脳内のシナプス結合は常時変えられる。…そこで、脳の情報を解読し、その状態が何に対応する[反応している]のか、その[状態にあることの]良し悪しを[実験者が]決めてフィードバックすれば、[被験者の]脳はその方向に[シナプス]結合を変えていくというわけである。…これだと、何をフィードバックしたのかが本人にわからないうちに、特定の情報に適合するように脳を改変できることになる。

女性の顔写真を何枚か準備して被験者に見せたとしよう。被験者は、写真を見てどの女性が好きであるかを答える必要はない。ただ、実験者がある女性の顔を見たときに被験者に起こる脳内活動をよい状態であると、仮に決める。そして被験者の脳内にこのパターンが起こるたびに、これを好ましい状態として、いま何を見ているかには関係なくフィードバックしていく。
すると、被験者には何もわからないうちに、実験者が決めた特定の女性に対する好感度が上がり、これがある期間保持される。つまり、誰かを好きになるという感情を、本人が知らないうちに操作できてしまうのだ。(p.223)

Saturday, September 28, 2019

白石拓 『透明人間になる方法』

 -- スーパーテクノロジーに挑む
Shiraishi, T. (2012). Tōmei ningen ni naru hōhō: Sūpā tekunorojī ni idomu. Tōkyō: PHP Kenkyūjo. 

念じてコンピュータを操作

二〇〇九年にはホンダのロボットASIMOを脳で念じて動かす実験に成功した。…「近赤外光脳計測装置(NIRS)」と脳波計測の二つを併用して、被験者の脳神経活動の読み取りを強化した。NIRSは、近赤外線を頭蓋から照らし、脳に当たって反射する光を捕らえて、脳血流の変化を計測する装置である。
被験者はまず「右手」「左手」「足」「舌」の単語について、それぞれ自分のイメージを思い浮かべる練習をする。…そして、そのときの神経活動データを蓄積し、計測データから単語を特定するアルゴリズムを構築した。こうした結果、被験者が「左手」(のイメージ)を思い浮かべただけで、ASIMOが左手を上げる動作をすることに成功した。(p.p.40-41)

脳リーディングを利用した犯罪捜査

たとえば、被験者を尋問する際、犯人しか知り得ない事実や写真を提示すると、被疑者がもしそれを知っていればP300という事象関連電位[脳波]が発生する。P300の発生も不随意で、被疑者が「知らない」と答えても記憶と合致すると必ず出るのでウソをつくことができないのだ。(p.49)

脳内の映像を読み取るfMRIと認識パターン


さらに二〇一一年、アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校の西本伸志研究員らのチームが、やはりfMRIを使って、映画の予告編を見ている被験者の脳活動を読み取り、ぼんやりとした映像ではあるものの、動画の再生に成功した。…この技術を使えば、人が見ている夢や空想していることをディスプレイに映し出すことも不可能ではない。脳リーディングの技術は確実に進歩している。(p.53)

Sunday, February 24, 2019

兵頭二十八『日本人が知らない軍事学の常識』

Hyodo, N. (2014). Nihonjin ga shiranai gunjigaku no joshiki. Soshisha. 

Fukushima Reaktor 3 Explosion

浜岡、東海第二、柏崎刈羽原発が東京を無人の町に変える

「ジャンボジェット級旅客機が墜落して、激突したとしても、ビクともしない」と太鼓判が押されていたのは、原発の構造物のうちの「圧力容器」と「格納容器」だけであって、その外側の「原発建屋[燃料取扱棟]」には、ロクな「防弾力・防爆力」はなかったのです。そして、何かの力が加われば容易に飛散し、ガレキと化すような脆弱な壁の内側(それも、よりによって建屋のいちばん高いところ)に、使用済み燃料棒を冷却しながら貯蔵しておくプールが置かれていたのです。
 このプールを、弾道弾ではなく、ありふれた「戦術ミサイル[対艦ミサイル、対戦車ミサイル、対空ミサイル等]」で破壊し、燃料棒のジルコニウム外皮を傷つけてやり、冷却水をプールから漏脱させてやり、あるいは冷却システムを停止させることは、わけもありません。
 安価で、ありふれている戦術ミサイルが一発命中して爆発するや、ただちに、現代最兇のパニック物質であると証明済みの「沃素131ガス」が、周辺へ漂い出すでしょう(なにしろ東電社員すら現場を捨てて逃げ出したほどです…)。(p.285)

 
…日本の隣国の軍隊は、日本の領海のちょっと外側から、射程四〇キロメートルのいちばん安価な対艦ミサイルを奇襲的に発射するだけで、「沃素131パニック」を起こしてやることができるでしょう。(p.286)



2/3【兵頭二十八】質疑応答 こちらが本番? レベルの高すぎる参加者の質問 前半

3/3【兵頭二十八】質疑応答

Tuesday, November 6, 2018

Smith, J.E.,『気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル』

Smith, J. E., & Fulford, B. (2010). Kishō heiki jishin heiki hāpu kemutoreiru: Kankyō kaihen de sekai shihai o mokuromu gunji puroguramu. Tōkyō: Seikō Shobō. 


 HAARPの基盤になっていると考えられるAPTI社の特許群においては、ジェット気流を動かして気象を操作することや、別の技術を用いて意図的に洪水や旱魃を引き起こすことなどが公然と語られている。また、電離層を上昇させて宇宙空間まで拡げ、通過した電子装置(接近するICBMやスパイ衛星など)をすべて、電荷を帯びたプラズマで破壊するといった特許まである。(p.24)

二〇〇八年八月、ロシアの下院がHAARPに対し、「従来と質的に異なる新型兵器」の開発計画であるとして懸念を表明した。
…米国がHAARPの名の下で国際社会の規制を受けずに大規模な科学実験の計画を進めており、無線通信の妨害、宇宙船やロケットの装置の破壊、送電網や石油・ガスパイプラインへの深刻な打撃、地域全体の住民の精神的健康に悪影響をもたらすといったことが可能な兵器の開発を目指していると主張している。
 このような大規模な地球物理学的実験を国際的に禁止することを求める嘆願書にロシア議会の九十人の議員が署名し、プーチン大統領や、国連をはじめとする国際機関、国連加盟国の議会と首脳に送られたほか、科学界やマスコミにも伝えられた。(p.p.24-25)


研究報告書「空軍2025」が暗示する近未来の戦争デザイン

米国でも過去に、悪意に基づく環境改変がいくつか行われている。一八四〇年代、政府は北米地域の先住民と一連の戦争を繰り広げていた(インディアン戦争)。…政府は[先住民の生活基盤の]バッファローさえいなければインディアンは自滅すると考え、何千人ものハンターを雇って数千万頭のバッファローを殺させた。これによりバッファローは絶滅寸前に追い込まれ、インディアンは降伏せざるを得なかった。
 それから百年後、米軍が東南アジアで同様のことを行っている。…密林が敵の住み処になっていることに目を付け、オレンジ剤やホワイト剤などの数百万ガロンの枯れ葉剤を散布したのである。
 また、これと並行して、気象を攻撃に利用することも企てられた。「ポパイ作戦」と名付けられたこの作戦では、ベトコンの補給線(ホーチミン・ルート)上空で雲の種まき(クラウドシーディング)が実施され、未舗装の道路を豪雨でぬかるませて輸送能力を奪うことが試みられた。(p.p.36-37)


ツナミ兵器開発の秘密計画「プロジェクト・シール」


『ニュージーランドヘラルド』紙のユージーン・ビンガム記者が二度にわたって‥「プロジェクト・シール」という驚くべき計画の存在を伝えているのだ。最初の記事は、一九九九年九月二十五日に「戦時中のニュージーランドの驚くべき秘密――津波爆弾』という見出しで同紙に掲載された。
  ‥陸軍に所属していたオークランド大学のトーマス・リーチ教授が、一九四四年と四五年に海中で複数の爆弾を爆発させて、ファンガパラオで小規模な津波を発生させていた。‥米国の国防幹部は計画が戦争終結前に達成されていれば原子爆弾に匹敵する役目を果たしていた可能性があるとしている。(p.p.86-87)

厳重に隠蔽されるHAARPの実像

「区画化(compartmentalization)」も、軍が情報を隠す重要な手口の1つである。区画化とは、作戦に関わるすべての人員や部隊に、任務を果たすのに必要な情報しか与えないというもので、古代より軍隊が用いている方法だ。…HAARPの施設でアラスカ大学の学生と教授がやっているのは、プロジェクトのいわば「現場仕事」である。…彼らはおそらく必要最低限の情報しか知らされておらず、プロジェクトに“裏(非合法作戦)”の側面があることには気づいていない。そのため彼らは「それらしく否定する」のを常としている。(p.99)

「地球が燃える日」と東海大学創立者の知見

ホワイトフォード教授は…核実験が始まる前の二十世紀前半の地震の発生率と、一九五〇年から一九八八年までの発生率を単純比較してみた。結果、核実験が始まる前の五〇年間、マグニチュード五・八を超える大型地震は平均して年間六八回発生していたことがわかった。一方、実験が始まった後では、平均して年間一二七回と数が「急激に跳ね上がって」いた。(p.62)

HAARPの基盤となっている理論

 バーテル博士は『戦争はいかに地球を破壊するか』で、次のように述べている。
 一〇ヘルツのEFLは容易に人体を通過することができ、脳波の周波数に対応するので人間の思考を混乱させるかもしれないという懸念がある。(p.p.108-109)

国防総省の研究機関DARPAの役割

 DARPAには八つの研究室があり、HAARPはそのうちの戦術研究室に属している。(p.138)

現出する「ミッション・トゥ・マーズ」の世界


 私は前著『HAARP―陰謀の究極兵器』でHAARPの送信電波の科学的原理を詳しく説明し、人の脳の活動と同じ周波数の極低周波で世界を満たすことを目論んでいる可能性があることを述べた。HAARP関係者と米海軍は、深海の潜水艦との通信時にそのような弊害が生じることを認めている。HAARPを使えば、私たち全員の頭に目に見えないパーシンガー・ヘルメットをかぶせることができるかもしれないわけだ。(p.172)

大気を兵器にする時代が既に到来している

 HAARPは高周波“能動”オーロラ研究プログラムであり、受動的な観測のようなものではない。能動的に働きかけ、大気を改変しようという研究なのだ。「HAARPを用いた応用・研究の可能性」という報告書にもあるように、HAARPは純粋な研究から軍事・民間への応用に移行」することを想定している。(p.174)

化学雲(ケムトレイル)の背後に隠される計画と目的

 ケムトレイルとされているものはどうやら単一の現象ではなく、複数の計画や目的があるようなのだ。‥さまざまな人々が、さまざまな目的で、環境中に驚くほどの種類のエアロゾルを放出していることが明らかになっている。…エアロゾルは現実の問題であり、科学関連の専門書でもそのことは認められている。(p.34) 

飛行機雲(コントレイル)はなぜ化学雲に変化したのか

  一般公開されている文書に、民間組織や学術機関、複数の国の政府機関が数十年前からヨウ化銀やバリウムなどの物質を大気に撒いていることが記録されているのである…。これらの化学物質は、気球、航空機、ロケット、山頂に常設された施設などから散布されてきた。(p.181)
ケムトレイル_航空整備士の内部告発
『気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル』掲載

日本に襲いかかる地震・気象兵器—ベンジャミン・フルフォード(監訳者解説)

地震兵器を使った対日攻撃計画が存在した

…アメリカ政府が公開した過去の秘密文書「NNO857139」‥によれば一九四四年に現在のCIA(米中央情報局)の前身OSS(米戦略事務局)が作成した「地震を使った対日心理作戦計画」には、日本近海の海底に爆弾を仕掛け、地震と津波を起こそうとしたことが明記されている。‥そこには「地震を恐れる日本人の特性を利用し、地獄に呑み込まれたと思わせる必要がある」と書かれている。
…さらに見つけたのは、冷戦下にあった旧ソ連とアメリカの間で、お互いに地震兵器を使用して攻撃するのはやめようという取り決め、条約を結んでいたことだった。[※1977年日本を含む48か国が署名した『環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約』参照]…一九九七年四月二十八日のウイリアム・コーヘン国防長官(当時)の記者会見での発言を思い出してほしい。
 
一部の国がエボラウィルスのような病原体を造ろうとしてきたことを示す報告書が複数存在する。そんなことが現実になれば、控えめに言っても極めて危険な事態になるだろう。アルビン・トフラーも「特定の人種や民族を抹殺するため、一部の科学者が人種に特異的に作用する病原体を生み出そうとしている」と記している。特定の作物を狙い撃ちにする技術や昆虫を開発する動きもある。電磁波で遠くから火山の噴火や地震を人為的に起こしたり、気候を変えたりする環境テロに手を染める者たちもいる。[多くの優秀な頭脳が、他国を恐怖に陥れる方法を探している。これは現実に起こっていることであり、我々も対策を強化しなければならない。]

* Alvin Toeffler has written about this in terms of some scientists in their laboratories trying to devise certain types of pathogens that would be ethnic specific so that they could just eliminate certain ethnic groups and races; and others are designing some sort of engineering, some sort of insects that can destroy specific crops. Others are engaging even in an eco- type of terrorism whereby they can alter the climate, set off earthquakes, volcanoes remotely through the use of electromagnetic waves.
DoD News Briefing: Secretary of Defense William S. Cohen (Wikiquote)

‥コーヘン国防長官のこの発言はもちろん、ペンタゴンのホームページにも掲載されている。(p.p.314-315)

ポーランド大統領搭乗機墜落事故の真相

二〇一〇年四月十日、ロシア・スモレンクス空港近くで起きた飛行機の墜落により、ポーランドのカチンスキ大統領やクレメル外務次官、スクシペク中央銀行総裁をはじめとする「反露親米派」の政府首脳陣、政財界人、軍幹部のほぼ全員がその飛行機に乗り合わせて犠牲となった。
…「カチンの森事件」の追悼式の日に、それをなぞらえたように再びロシアがポーランド政府の幹部を皆殺しにするというのはやり方が安易だし、あまりにも皮肉すぎる。今ではこれも欧米闇政府による凶行で、従来の欧米金融システムからの脱却に傾くポーランドへの脅しであった、と僕は判断している。(p.p.323-324)


出迎えのために先に現地入りしていて難を逃れたポーランド政府関係者が、墜落現場に急行し、目撃していたのだという。そしてそのとき、その人物は墜落の現場で何名かが射殺されている光景をカメラに収めている。その後、その人物は何者かによって刺殺されてしまった。だが、彼が撮った映像はまだネット上で流布されている。(p.326)


* KATASTROFA SAMOLOTU SMOLENSK PIERWSZE NAGRANIE NAPISY
  (AIRPLANE OF SMOLENSK FIRST RECORDING RECORDS)
https://www.youtube.com/watch?v=PxIFh3NkEvM

Wednesday, September 26, 2018

Harding,『Snowden Files』

Harding, L., & Miki, T. (2014). Sunoden fairu: Chikyujo de mottomo owarete iru otoko no shinjitsu. Nikkeibipisha. 

(The Original Book: Harding, L. (2014). The Snowden files: The inside story of the world's most wanted man.) 

「あなたのしていることは犯罪です。たぶん一生監獄に入れられるでしょう。なぜそんなことをするのですか?それだけの価値があるのですか?」
スノーデンの答えはマカスキルを納得させた。「私たちは政府の違法行為を嫌というほど見てきました。私のことを悪く言うのはおかど違いです。彼らは人々の自由を狭めています」
彼は自分の身にはろくなことが起こらないだろうと覚悟はしていたが、決断を悔いてはいないし、「発言や行動のすべてが記録される」世界には住みたくないと言った。「NSAはほぼあらゆるものを傍受できるインフラを築き上げました。…」連邦機関はインターネットを乗っ取った、と彼は言った。それは全国民の監視マシンへと変貌をとげたのだ。(p.110)

Saturday, July 28, 2018

Dolman,『21世紀の戦争テクノロジー』

Dolman, E. C., & Momoi, R. (2016). 21seiki no senso tekunoroji: Kagaku ga kaeru mirai no senso

Original Book: Dolman, E. C. (2016). Can science end war?. Malden, MA: Polity Press. 

ミクロの戦争――小さいもので思いのまま

ミクロからナノレベルの戦争のおそろしさは、おもに人工感染症にある。…多くは人間が新しくつくり出した病気やウイルスだが、既知の病原体を使うこともできる。…最も簡単な方法はポリオやチフスやインフルエンザのような既存のウイルスを使うことである。…ヒトゲノムマップ(インターネットで手に入る)と化学実験器具があれば医学生にもできる。(Paxman, Jeremy, and Robert Harris. A Higher Form of Killing., New York: Random House, 2011)  最悪なのは、人類を破滅させるつもりなどなくても、新しい致死性のウイルスができてしまうことである。(p.p.115-116)


バイオテクノロジーの善用はDNA操作による人体の改造である。(Shanks, Peter, Human Genetic Engineering: A Guide for Activists, Skeptics and The Very Perplexed, New York: Avalon, 2005) たとえばエンドルフィンの産生をうながす遺伝子のコピーを注射し、痛みを軽減して耐性を刺激する。…遺伝子挿入はさらに先へ進み、遺伝形質を種の異なる生きものに挿入する研究が進められている。この技術を使えば、人間の視力をたとえば猛禽のレベルにまで上げることができるかもしれない。皮膚に保護用の鱗を生やしたりワニのような固く頑丈な皮膚にしたりもできる。コウモリのような音波探知の遺伝コードを導入すれば、真っ暗な闇のなかでも自由に動きまわれる。このような技術が普通に使われるようになるまでにはまだ何年かかかるだろうが、理論と技術はすでに実証されている。(p.p.117)

非致死性兵器の警戒すべき例


視覚兵器

 今日では、一時的に目を見えなくするレーザーの開発に力が入れられているが、この兵器の問題は人によって光の刺激に対する反応が違い、視力の喪失が一時的ですまないケースがあることだ。…レーザーポインターが普及した現在、いたずらでレーザーを照射されたという報告が航空機のパイロットから多数寄せられており、愚か者がハイテク機器を使って悪ふざけすることから安全面の問題が浮上している。…相手が車両を運転していれば人や物に衝突してしまうかもしれず、それは[攻撃側の]意図した結果ではないだろう(副次的被害の低減という観点で好ましくない)。

…対人攻撃に使われる指向性エネルギー兵器は視覚を奪う効果が最も大きいが、ほかにも効果はいろいろある。ストロボ閃光は素因のある人に癲癇の発作を引き起こし、そうでない人にも頭痛や意思決定力の低下から無気力までさまざまな一時的機能停止を起こさせる。敵は疲労からしだいに神経過敏になり、さらには睡眠を妨害されるので士気を阻喪する。(p.p.94-95)

音響兵器

 音響兵器はさまざまな不快感をあたえる。その一つが音の「弾丸」を発射し、激しい苦痛で相手を無力化する高強度指向性音響効果(HIDA)である。神経ガスに似て、方向感覚の失調やめまい、吐き気、嘔吐、かゆみ、失神、頭痛などをもたらす。…高輝度ストロボ閃光と組み合わせれば癲癇のような症状が現れる。その効果は驚くべきものだ。

 音響兵器の大半は、暴動やデモのときに群衆を統御し解散させる目的で低周波を利用する。音は非常に低く、人間には聞こえない。ところがありとあらゆるかたちで肉体に苦痛を与える。(p.p.96-97)


悪臭兵器

…嗅覚を襲う兵器、悪臭弾(臭気剤)である。…心理作戦と併用する場合にはその文化で嫌われているものが使われ、腐敗臭を体にこびりつかせられれば、嘲笑されたりつまはじきにされたりする。臭いがあまりにひどくて — 皮膚に染み込むと、どんなに洗ってもとれない — 誰も近づかなくなる。

 イスラエルはすでに群衆の統制に「スカンク」という名称のシステムを使っている。…「腐った肉と洗わずに放っておいた靴下の臭いを混ぜて、下水から漂う臭気を足したような臭い」だという。(Davies, Wyre. "New Israeli Weapon Kicks up Stinks," BBC News, Jerusalem, October 2, 2008. Online, http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7646894.stm )  

ともあれ、スカンクは車に搭載した放水銃から噴霧され、群衆を追い散らす。しかも非常にしつこい臭いだ。皮膚につくと三日は落とせず、衣服についた場合はすっかり消えるまでに五年もかかることがある。(p.p.97-98)

焼夷兵器

 二〇一〇年に、アメリカ軍は群衆制御と特定の作戦にアクティブ・ディナイアル・システム(ADS)を導入した。…ADSでミリ波を皮膚に二秒間照射すると、約〇・〇四ミリメートルの深さまで浸透し、火で焼かれたように感じる。…この兵器のお披露目に要人や記者が招待され、多くが実際に体験してみた。我慢できた者はなく、みな跳び上がったり腕を振り上げたり、もっていた物を取り落としたりした。

電磁兵器

 電力供給網、発電設備、情報システムを麻痺させる目的で設計されたこの兵器は、強力な電磁エネルギーを瞬間的に放出し、電子機器に過剰な電流を流してショートさせるのだ。都市一つ分ほどの広域内の電気設備を破壊するのに使えるだろう。

 もう一つ開発中の指向性エネルギー兵器は、波動エネルギー弾(PEP)である。発射されたレーザーが人や物に接触するとプラズマが生成されて広がり、打たれた人は衝撃で倒れて意識を失い、後遺症として痛みや吐き気、めまいが残る。(p.p.100-101)

Monday, March 19, 2018

池谷裕二『脳はなにげに不公平』

パテカトルの万脳薬
Ikegaya, Y. (2016). Nō wa nanige ni fukōhei: Patekatoru no bannōyaku. Tōkyō: Asahishinbunshuppan.

見ている夢を当てられる日も近い
...ATR脳情報研究所(当時)の神谷之康博士ら[は]、予め脳が様々な映像に対してどのような脳活動を示すかを測定しておくことで、寝ているときの脳活動から、どんな夢を見ているのかを当てられることを証明しました。(Horikawa, T, M. Tamaki1, Y. Miyawaki, and Y. Kamitani.Neuraldecoding of visualimagery during sleep. Science, 3 May 2013: Vol. 340 no. 6132 pp. 639-642)
 神谷博士らは工夫を凝らした判別関数を予測アルゴリズムとして用いました。さらに今回の研究では、寝ている人を起こして夢の内容を報告してもらっています。寝ぼけ頭脳なので途切れ途切れの曖昧な陳述ですから、巧妙な語彙分類法で、体系的に解析しました。(p.80)


言語マヒが生む天才⁉

ヤング博士らは、なんと健康な人の脳で実験を行いました。(Young, RI., Ridding, MC, Morrell, TL. Switching skills on by turning off part of the brain. Neurocase. 2004 Jun;10(3):215-22.)強力な磁気刺激装置で[言語や概念を司る]前部側頭葉をマヒさせてみたのです。もちろんマヒさせている間は言葉を話せません。しかし、17人中5人という低い確率ではありましたが、記憶力や描画力、計算力が増強したのです。この能力は言語マヒから回復するとともに、平凡なレベルに戻りました。(p.103)

Wednesday, March 14, 2018

飛鳥昭雄/池田整治『メディアが報じない日米関係のタブーと世界金融支配体制』



池田[福島原発事故では炉が]一四〇度二気圧になった時点で冷却水が止まり、炉内の蒸気は漏れていた。事実、最初に炉を確認した技術者はパイプが壊れてシューシュー音をたてているのを確認している。
  その人はおそらく一万シーベルトくらい被ばくして即死に近い状態だったんじゃないかと思いますよ。それを後になって死因を津波のせいにしているのではないか。
飛鳥 あの吉田所長もがんになって死んだじゃないですか。それを、以前からがんだったとか説明している。
池田 とんでもない話です。
飛鳥 でも、それを日本人はみんな信じてしまう。日本人は昔から権力者や政治家や役人に弱いんです。猫も杓子も権力になびいて、自分の頭で考えようとしないんです。
池田 工事の人たちも亡くなっている。
飛鳥 亡くなって、入れ替わり立ち替わりやっている。工事で来た人たちの追跡調査はしていませんからね……。実際には一か月で死んでいるという話も聞きますよ。
池田 仮に亡くなったことが明らかになっても原発とは関係ないことにするんでしょう。
飛鳥 それから、最近は「ぽっくり」も多いですからね。
池田 心筋梗塞に脳梗塞。新陳代謝の盛んなところからDNAがやられていきますから。(p.p.94-95)


[...]

飛鳥 以前、日中の外交を成功させる鍵を握っていた優秀な日本の外交官・西宮伸一氏が、突然、自宅近くの路上で急死した出来事があったでしょう?大使として派遣される寸前のことだったんですが、彼は携帯電話をいくつか持っていて、当然それにはGPS機能があるから、GPSを管理するアメリカはその位置情報をリアルタイムで握っていました。
 そこへ照準を合わせて、仁丹程度の大きさのプラズマを打ちこめば心臓麻痺を起こせます。もちろん、プラズマは透過しますし、瞬時に体内で発生して消えるパルスアタックですから、表皮に穴は開きません。
 また、プラズマは強力な電気ですから、打ちこまれたら心臓はひとたまりもありません。
池田 同様の兵器は、実際にイラク戦争でも使っていますよ。(p.248)

[...]



飛鳥 アメリカが作った電磁波兵器は電子レンジ式でね、たとえば、それをテロリストに向けると体の中から熱くなる。アメリカは殺傷兵器じゃないと言ってますが……。
…でも、電磁波の出力レベルを上げたら、電子レンジの中の卵のように人体が血液の沸騰により爆発する。
池田 建前としては、暴徒鎮圧に使うと言ってるけど。…しかし、この兵器が細胞、特に脳細胞に対して長期的にどういう影響を及ぼすかということの検証は誰もしていない。本当は開発段階でやっているだろうけど隠している。
飛鳥 少なくとも動物実験はやっているはずです。電磁波兵器はプラズマ兵器でもありますから、最終段階ではすさまじい高熱で人体内部から発火し、わずか四分足らずで体が灰になるでしょう。[...]
池田 米軍もそうだし、先進諸国は大体電磁波兵器を持っていますね。日本を除けば。(p.p.263-264)


[...]

飛鳥 …老人の多くはテレビ漬けの日々を送っていて判断力が低下していますし、戦後からすべてを自民党にお任せする人生ですから、疑うことを知らず、何度もオレオレ詐欺に
引っかかります。…いざとなればアメリカが助けてくれるという妄想を抱いていますが、そういう人ほど真っ先に抹殺されるでしょうね。日本人はいつの頃からか自分の頭で物事を考えなくなったため、思考停止に陥っていますから。
池田 まあ、植民地国家ですから。そうなるでしょうね。(p.233)

Saturday, March 3, 2018

池田整治『離間工作の罠』

日本を分断する支配者の手口
Ikeda, S. (2015). Rikan kosaku no wana: Nihon o bundan suru shihaisha no teguchi. Bijinesusha.

仲のいい夫婦を離婚させる方法

…離間工作は、国家、民族レベルからあらゆる組織、個人レベルにまで行われる。敵対する、あるいは自分たちの利益に影響を及ぼす組織個人を叩くために、誹謗・中傷からデマの流布、果ては人物破壊まである。…民主党・小沢一郎氏への人物破壊工作はその典型であろう。
…仲のいい夫婦間でも、信頼する友から「○○さんと二人で会っていたよ」などと思いがけないことを言われると、心に微妙なすきま風が入るだろう。猜疑心の強い人ならヒビが入るかも知れない。これが信頼する三人から別々に同じことを言われたならば、離婚まで決定的に溝は深まるかも知れない。まさに、嘘も三回言えば真実になる、と言われるゆえんである。
 例えば、信頼できる素晴らしい人と思っていたところに、知人からあの人は、「右翼」「左翼」「○○宗教」「反日」「誰々と会っていた」などと一言耳に入れられただけで、これまでのように絶対的に肯定的な感情で付き合えなくなった体験はないだろうか。(p.p.22-23)


恐怖と疑心暗鬼にとらわれた密告社会の完成

 国民党軍を追い出した占領地区に、集落ごとに広場に集め、武装した共産党員がやってくる。そして、「この中に反共産主義者が10名いる。明日の朝までに10名を出さなかった場合、全員反共産主義者と認め射殺する」と宣言する。
 そして翌日。村民は「反共産主義者はいない」とお互いをかばって誰も出さない。すると文字通り全員虐殺するのである。しかも婦女子には暴行、強姦、その後虐殺。
…翌々日。共産党員が隣の集落に赴く。「この中に…」
 隣の村の悲惨な状況が伝わっているだけに、お互いがお互いを反共産主義者とののしりあって、犠牲者を「告発」するようになる。特に、共産党員の示唆により、それまで尊敬されていた地主や村長、学校の先生、日本人など指導層がやり玉にあがったという。そして、住民全員の目の前で悲惨な「処刑」が行われる。
 例えば、住民みんなから慕われていた旅館の日本人女将さんは、地面に大の字に倒され、首と両手両足にそれぞれロープをかけられる。それぞれのロープの片方には馬がつながれている。そして合図とともに五頭の馬の尻に鞭が入れられる。五体が一瞬にしてバラバラになる。もし、このような処刑を「見学」しなければ、反共主義者として自らが処刑の対象となる。
…このような統治が続くと、疑心暗鬼の精神状態の中、生き残るために「嘘」をつくのが当たり前の社会となる。(p.p.57-59)


3S政策で愚民化し自主、独立の精神が育たないようにする

 また、国際関係論上では世界の自由主義体制の旗手であるアメリカも、実体は世界金融支配体制の「駒」と見ることもできる。健康に生きる一部の支配層エリートたちと化学物質漬けで太らされ富を収奪される大衆との二極化が極端になってきた。ただし、こちらの場合は得意のマスメディアを使った「3S(Screen:スクリーン=映画、Sport:スポーツ=プロスポーツ、Sex:セックス=性産業)政策」という愚民化政策で、真の支配構造に意識がいかないようにしている。これも形は違うが、国民の本来目指す方向をそらすための「欲望を使った離間工作」と言える。(p.p.61-62)

核、原発問題に日本は口を出せない

 [広島の被爆地の]内部被曝は、データをとるABCC(原爆障害調査委員会)の関係者にも伏せられていたわけである。
 実際は、爆心からはるか十数キロメートル離れた死の灰が降った地域を、たまたま帰宅時に通過した少女が、成人して生んだ子供が一つ目小僧の奇形児であった症例がある。しかしこれも原爆症とは認定されていない。
  […]
  1954年3月1日、南太平洋でマグロ漁を操業していた第五福竜丸が、ビキニ環礁で行われたアメリカの水爆実験の死の灰を被ってしまったのだ。…第五福竜丸以外に98隻のマグロ船が同じように内部被曝している。日本政府は、日本に寄港後これらの船、マグロ、船員の被曝状況を測定し、アメリカにデータを送ったあと、日本では「なかったこと」にずっとしてきた。実際は、被曝した船員の三分の一ががんで亡くなっているにもかかわらず。そして30年後…日本政府の担当部署もその被曝データを、「実はありました」と発表した。(p.p.92-93)


原発反対者=左翼主義者という離間工作

…反原発、反核、あるいは反米を表明するものたちを、[世界金融支配体制者が]独占支配したメディアを使って「左翼主義者」「共産主義者」「親ソ連(ロシア)・中国」「赤(アカ)」、あるいは「過激派」「テロリスト」と「レッテル」を貼ることで、世論を反原発・原爆運動から分断することができる。典型的な「レッテル」による「離間工作」である。(p.103)

植民地化500年の真実を捏造する壮大な離間工作

[朝鮮半島南北に国家が成立した]事後の朝鮮戦争は、この分断・支配を利用して世界金融支配体制が、戦争ビジネスで暴利を貪った離間工作の成果とみることもできる。
 また、現代でも米軍横田基地から米軍最大の輸送機C-5が日本からブルドーザーを積んで平壌飛行場まで飛んだことも確認されている。つまり、北朝鮮の基地建設をアメリカが支援し、北朝鮮に日本へ向けてミサイルを発射させて、アメリカは日本からさまざまな手段でお金を上納させている。一言でいえば、巧妙な離間工作による「用心棒代」である。(p.p.110-111)


永久の贖罪意識の刷り込み

[戦後]特に欧米人による植民地支配、ユダヤの金融世界支配の実態を鋭く分析した、いわゆる彼ら世界金融支配体制に「不都合な戦略書」約7700冊を日本列島から持ち去っていった。まさに学問と思考の自由を止める「焚書坑儒」が行われたわけである。
 今、私の手元にはそのうちの三冊『思想戦と国際秘密結社』(北條精一編著)と『ユダヤの人々』(安江仙弘著)、『新聞とユダヤ人』(武田誠吾著)がある。みごとな世界金融支配体制の歴史的分析と考察である。
…贖罪意識を植え付けるには、まずそれまでの心のよりどころを破壊し、不安定にすることである。それには「民族の歴史」を否定して「縦の糸」を切り、さらに人間関係の基本である「家族の絆」という「横の糸」を断ち切り、精神的に不安定な状態に落とし込むことである。つまり日本人としてのアイデンティティの喪失である。そのうえで、彼らの作った歴史観、社会観を断ち切った心のすき間に植え付けるのである。
 「歴史をなくした民族は滅びる」という言葉があるが、神話が先祖の物語として現代に綿々とつながり、世界唯一太古から続く日本の歴史を教育の現場から徹底して排除した。(p.p.114-115)


現代は日本人を病弱化しながら金融収奪する最終段階

…人口爆発を回避するためにワクチンの中に避妊成分を入れたり、エイズやサーズ、インフルエンザの遺伝子操作ウイルス、つまり生物兵器が堂々と使われる時代となった。エボラ熱もやがてその流行の真実が解き明かされる時がくるだろう。
 いずれにせよ、フォート・デトリック(メリーランド州)にある米陸軍感染症医学研究所でウイルス兵器を作り、治療ワクチンも作る、いわゆる「マッチポンプ」で彼らの医薬品メーカーが大儲けしている。世界金融支配体制によると、未来の地球上での適正人口は5億人とのことである。残るのは彼らに忠誠をつくす奴隷的白人だけらしい。…いずれにせよ、日本人の少女全員に百害あって一利もなく避妊成分も多く入っていることがわかっている子宮頸がん予防ワクチンをなぜ強制的に全員に打たせようとするのか(子宮頸がん予防のワクチンとされる「サーバリックス」には、有機水銀やアルミニウム、さらにペットの去勢・避妊薬として開発された成分までもが含まれると言われる)。
 現に世界で約3万人、日本でも2000人に近い少女に健康被害が出ている。これらは、「人口削減」というキーワードで納得できる。彼らにとって、もっともやっかいな民族・日本人を早々に抹殺したいのであろう。(p.p.139-140)

 


Sunday, November 19, 2017

日経BP『AIが同僚』

= MY CO-WORKER IS AI. : あなたはたのしく一緖に働けるか

Nikkei BP. (2017). Eai ga doryo: Anata wa tanoshiku issho ni hatarakeruka. Nikkeibipisha.

電子メールを分析して情報漏えいの恐れがある社員を抽出
「情報漏えい予備軍」を分析▷▷▷FRONTEO


…「情報漏えいなどの不正を起こす人は、会社での人間関係や待遇、それに借金や家族環境といった個人的な事情をきっかけに情報漏えいをしやすい状況が醸成される」と想定。導入企業で監査の担当者が少量のメールを精査し、会社への不満や相手からの情報送信の催促などが含まれるか否かに仕分けする。
 次に、これらのメールに出てくる文言をAIが比較し、監査担当者の仕分けの判断基準を機械学習する。…単語に、品詞レベルで0点から1万点までのスコアを付けて重み付けし、メールごとにこのスコアを加算し、算出する。
 例えば…「大して仕事もしない連中がいて腹が立つ毎日です」という一文があればスコア5500といった具合だ。算出したスコアが高ければ高いほど、監査担当者が「情報漏えいに関係しそうな内容が含まれる」と判断したメールに内容が近くなる。
…監査担当者は当該従業員に直接警告したり、警告しないまま監視を継続したり、あるいはデジタルアーツのm-FILTERを使って、メールの送受信やファイルのメール添付などを制限したりできる。(p.p.139-140)



AIが一人ひとりの好みを判断
1万2000通りのDMで売り上げ向上
ECサイトの販促業務▷▷▷はるやま商事


ECサイトで着てみたい服を数点選ぶと、AIがその人の好みをデータ化して、コーディネイトを提案してくれる方法を検討している。(p.92)


顧客の嗜好をAIが分析
一人ひとりに最適な商品を提案
店頭接客▷▷▷三越伊勢丹


スタイリスト(販売員)がタブレット端末を携えていた。「AIが搭載されたファッションアプリです。タブレットに表示されているアイテムの中で好きなものをタップしてみてください。」
…1秒もかからずにタブレットには新たな商品が表示される。顧客の好みを学習したAIが…約800アイテムの中から商品を提案するのだ。(p.102)
[…]
Tポイントカード約5000万人のデータもある。…これらのデータを基に、お客さまの行動やライフスタイルを分析できる。…例えば、コンビニで高いペットボトル飲料を買っている人は百貨店の利用率が高いのか、何を購入しているのか、すべて分かる。(p.p.110-111)

Wednesday, October 25, 2017

Sample, I. et al, 'The brain can't lie'

「脳、ウソつかない」
Brain scans can reveal how you think and feel, and even how you might behave. No wonder the CIA and big business are interested.(脳をスキャンすれば、人が考えてる事、感じてる事、そしてどう行動するだろうかまで丸見えになる。どうりでCIAや大企業が興味を示すわけだ。)
Ian Sample and David Adam
The Guardian. Nov. 20, 2003

[...]

The suggestion that brain scans could reveal not just our future health, but the intricacies of our personalities and how we might behave in a given situation, is unsettling enough to some scientists that they want legislation to stop brain-scan records falling into the wrong hands. "We're starting to get detailed information from these brain-scan experiments and soon people are going to be able to use it to predict an individual's behaviour," says Paul Glimcher at the Centre for Neuroscience at New York University. "That information has got to be proprietary to the individual."

[...]

Three years ago, scientists at University College London used fMRI to investigate the essence of love. They recruited people who confessed to being hopelessly in love with their partners and showed them a series of photographs of people they knew, one of which was their partner. Although brain activity was different in each individual, the researchers found that in every case, four specific regions of the brain lit up each time they saw the one they loved. The researchers announced that they had discovered the brain's common denominator of romantic love.

[...]

Zak says fMRI stands to make a big impact in what has been dubbed "neuro-marketing". As an example of how fMRI might be used, Zak proposes a company that wants to increase its sales of milk. One way it might is to gather a group of people who like milk and scan them as they drink a glass. Some of the regions of the brain that buzz with activity might be triggered by any drink, but others may be triggered only by milk. Find other stimuli that trigger these regions of the brain and it could help you work out what it is that makes milk enjoyable, says Zak. Suppose objects from your childhood made those regions of your brain flicker. It might be that milk was evoking a sense of nostalgia, reminding you of when you got milk at school.

Monday, October 23, 2017

Miyawaki, Y. et al."Visual Image Reconstruction from Human Brain Activity using a Combination of Multiscale Local Image Decoders"

Miyawaki, Y., Uchida, H., Yamashita, O., Sato, M. ., Morito, Y., Tanabe, H. C., Sadato, N., ... Kamitani, Y. (January 01, 2008). Visual Image Reconstruction from Human Brain Activity using a Combination of Multiscale Local Image Decoders. Neuron Cambridge Ma-, 60, 5, 915-929.

[...]
In the present study, we attempted to reconstruct visual images defined by binary contrast patterns consisting of 10 × 10 square patches (Figure 1). Given fMRI signals, we modeled a reconstruction image by a linear combination of local image bases  (Olshausen and Field, 1996).
[...]
We have shown that contrast-defined arbitrary visual images can be reconstructed from fMRI signals of the human visual cortex on a single trial basis. By combining the outputs of local decoders that predicted local contrasts of multiple scales, we were able to reconstruct a large variety of images (2100 possible images) using only several hundred random images to train the reconstruction model. Analyses revealed that both the multivoxel and the multiscale aspects of our method were essential to achieve the high accuracy. Our automatic method for identifying relevant neural signals uncovered information represented in correlated activity patterns, going beyond mere exploitation of known functional anatomy.
Although our primary purpose was to reconstruct visual images from brain activity, we also performed image identification analysis to quantify the accuracy (Figure 3). Analysis showed that nearly 100% correct identification was possible with a hundred image candidates and that >10% performance could be achieved even with image sets of 107.4–1010.8 using 6 block-averaged data, and with image sets of 105.8–108.5 using 2 single-volume data.
[...]
However, experiments have shown that neural and behavioral responses to a localized visual stimulus are affected by surrounding stimuli. Such phenomena known as contextual effects (Kapadia et al., 1995, Meng et al., 2005, Sasaki and Watanabe, 2004, Zipser et al., 1996) could compromise the linearity assumption. However, the random patterns rarely contain specific configurations inducing contextual effects enough to bias the training of the local decoders. Thus, the influences from contextual effects may be negligible, and predictions from local decoders are largely based on fMRI signals corresponding to the local state of the visual stimulus.

Oliveira, F.T. et al. "Transcranial magnetic stimulation of posterior parietal cortex affects decisions of hand choice"

Oliveira, F. T. P., Diedrichsen, J., Verstynen, T., Duque, J., & Ivry, R. B. (October 12, 2010). Transcranial magnetic stimulation of posterior parietal cortex affects decisions of hand choice. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 107, 41, 17751.

*Transcranial Magnetic Stimulation (TMS): 狙った脳回路を短期間だけ不活性化させる磁気刺激装置

[...]
The current results shed light on the mechanisms involved in selecting which hand to use when making a unimanual reach.
Fig. 1.
Picture from PNAS
[...]
In experiment 2 we sought to directly test the hypothesis that the PPC[posterior parietal cortex] is involved in decision processes related to hand choice. By stimulating the caudal IPS, a PPC  region associated with reach planning,we sought to selectively disrupt the plan associated with the contralateral hand and thus increase the likelihood of an ipsilateral reach. We were able to induce this bias when stimulating the left PPC.


[...]
In summary, the current results provide strong evidence that decisions of hand choice involve a process that resolves a competition arising from the parallel engagement of action plans for both hands. Serial models in which hand choice is made at a higher cognitive level without activation of action plans for both hands might have predicted an increase in RT [reaching time] with TMS [transcranial magnetic stimulation] but cannot account for the shift in hand use. Rather, the results indicate that motor planning is initiated before response selection is made. Indeed, the emergence of decisions and actions can be viewed as a dynamic process in which many possible motor responses are competing at any one time, with the accumulation of evidence in favor of each candidate response continuously changing as a product of the interaction of a personal history and the current context.


[...]
Although it is likely that a broad network of cortical and subcortical areas are involved in different aspects of decision-making, the present results highlight the critical role that the PPC has in transforming sensory information into free choices of action.