Saturday, January 22, 2011

『早すぎる?おはなし』 内山治樹


<著者が垣間見たハイテク凶器犯罪の犯人像>

 (組織的ストーカー犯罪者たちに)長い間

付きまとわれていると、(彼らの異常な人間性について

著者が)感じるのは彼らは強力にマインドコントロール
されているということだ。 ・・・(犯罪者たちは)
「何かをすればこうなる」という決まりのようなものに
心を完全に拘束されていて・・・日常、明らかに不自然と
思われるような行動を強いてきたこともある。
(p.98)

 (著者が)少しでも、感動したり、心地よい思いをすると、
(遠隔から“感覚送信”によって体の)撫で回しを始めたり
・・・ぶち壊しにされたりする・・・根深いコンプレックスや
やっかみに苛まれている病んだ心の存在を感じる。
そういう妨害行為に対して怒りを覚えるよりも、
空しさや寂しさや哀れみすら覚えたほど。
(p.120)

  人間は各々が脳波を発している。その脳波をキャッチし、
電磁波に交換し、他者の脳と繋げてしまうということは、
まだ立証されていないが、本格的な実験は至る所で
行なわれているようである。
(p.135)

日常生活内で何かを目的に(著者が)少しでも
行動を起こせば・・・それに(対して犯罪者たちは)
愚痴を発したり次元の低い雑言を吐いたり、
まるでこのハイテク技術の監視システムを
使用できる以上、使用しなければならない
というケチ根性で使用しているようにも思える。
(p.162)

(著者が)一人でいるときに狙いをすまし、また一人で
いるときが最も攻撃しやすいせいもあってか
・・・(犯罪者たちは)やめればいいことを執拗に行なう。
(p.165)

大体の点で私たちの先輩の被害者の方々の前例に沿っていて、
こちらもその点で精神的余裕を持つことができ(た)
・・・(ある犯罪者が)「私たちはあの加害者とは違う!
絶対に違う!」と必死になって否定しているところが
どうやら図星のようだ。中身がまったく空洞なくせに
自尊心と自意識だけは2倍も3倍も強い。
(p.p.170-171)

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