Friday, October 22, 2010

『社会悪のルーツ』 Donald W. Black

  社会悪のルーツ  』 抜粋
(原題 “Bad Boys, Bad Men,” スタンフォード大教授・D.W.Black.  1999 Oxford Univ. Press )


【反社会性人格障害の克服】

  これらのアドバイスをほとんどの反社会性人格障害者(以下ASP)は
一笑に付すだろう。
そして自分は人生を十分コントロールしているし精神科やら心理学者などの助けは
必要ないと言うに違いない。そういう態度こそ彼らの典型的な「事実の否定」の
パターンであり、 彼らが反社会性人格障害者たる所以なのだ。(P.211)

①自分がASPであることを認める
ASPであることを問題を起こすことの口実にしない
③進んで治療を受ける
④自主的に学ぶ
ASPは一生の障害であると自覚する
⑨自分の罪を実感することを学ぶ

【具体的説明】
①自分がASPであることを認める
 長年にわたり自分に問題があることを否定し、他人を責めてきたのだから、
たやすいことではないが、まず最初にこれができないと何も始まらない。
自分はASPという人格障害があると自覚することで、これまで
自分がしてきたことがわかる。

ASPであることを問題を起こすことの口実にしない

  あなたがASPであるという事実は悪い行いをする言い訳にはならない。
ASPという障害があっても、それで物事の正しい判断ができなくなるわけではなく
行動の責任はあなたも(100%)負っているのである。

 ③進んで治療を受ける
  自分にその障害があると知ったことで残りの人生を改善する機会とすればいいのである。
 ④自主的に学ぶ
・理由をつけて弁解しようとする気持ちが起きたら抵抗する
・そいう気持ち(手前勝手な正当化)が湧くことこそASPの症状であることを自覚せよ
・その症状は自分でコントロールできることを自覚せよ


ASPは一生の障害であると自覚する

  なってしまった以上あなたは自分の症状をコントロール

することに100%責任がある。大切なのはあなたが

どうしてそのよう(i.e. 集団ストーカー犯罪に協力すること)に
なってしまったのかではなく、その事実に今後どう対処していくかである。

⑨自分の罪を実感することを学ぶ

  何か悪いことをすれば嫌な気分になるのが人間の正常な感覚だ。
だがあなたはそうならない。他人を責め自分の悪事に

言い訳ばかりを考えている。自分の責任を受け入れる練習から始め

あなたの行動が他人にどのような影響を与えたかについて理解すること。

  感情は自然に湧き出てくるのだから、出てこない感情を

出そうとしても無理だが考え方を変えることはできる。

そうすることによって、その結果出てくる感情を
練習するとよい。

【今後の課題】

 この障害(ASP)のために社会がこうむる経済的被害は、

膨大な額に及んでいるが人々がこうむる精神的、

身体的被害はその比ではない
 この問題の原因の究明と予防ということになると

政治的な理由からどの政党も及び腰になる。

もし特定の民族や人種に、強い暴力的傾向が

遺伝的に伝わっているなどということが

発見されでもしたら大問題になってしまうからだ。
  とはいえ、正しい情報を世に伝え

広めていく努力を続けなければならない。

ASPの周囲の対処】
 ①診断を受け入れる --- 関わっている者が)

  ASPと知らされたら専門家からよく学ぶ。
   参考になる本を読んでさらに理解を深める
  ②治療を受けるよう本人を説得する
   ・自分の望むように物事を運ぶために家族や

   周囲の心を操っていられた日々は
   終わったことを悟り、そういう自分を変える努力を 

   しなければならない。
   

 「身内をかばう家族」

  ある程度の地位や財力のある人間にとって

息子がASPであるなどとは一家の面汚しだ。

息子の本当の姿が世間の知るところとなったら
「いったい親はどんな育て方をしたのだ」と。
だから、どんな犠牲を払ってでも問題は

隠さなければならない、と考える。
(p.220)

③ 問題のある子供には毅然とした態度で臨む
・成人のASPも自分の行動の責任は自分にあることを学び、

自分がしたことの結果、起きたことは受け入れなければならない。
   ・・・ということがASPは、わからなくてはならない。

④虐待から身を守る・・・ASPの配偶者(あるいはそれに準じる人)は、

その関係から脱出すること。 ASPは自分のフラストレーションを

解消するために相手をひどい言葉で攻撃して傷つけたり暴力を

ふるったり性的にひどく扱うなどの危険がある。
 ・・・脅しや暴力によって保たれている関係を断ったほうが

よい結果を生むことが多い。
 「なぜ自分は、この相手と別れないで同じ状態に

とどまっているのだろうか」
 と自問してみるといい。


【反社会性人格障害 ~可能性のある原因】

1.セロトニン・・・1976 Sweedenの研究報告:セロトニンの

分泌機能が十分に働かないこと(遺伝の可能性あり)が

反社会性人格障害(以下ASPと略す)という人格障害を

起こす上で非常に重要な役割を演じていると推測される

4.脳の損傷・・・「前頭葉」=感情の羅針盤、モラルを

認識する機能をもつ。
  下等動物においては未発達で、つまり脳の

この部分こそ人間を他の動物と区別し人間を

人間たらしめている“おおもと”といえる。

5.神経系の異常

  ASP(サイコパスまたは反社会性人格障害者)

神経系は正常な人に比べて奇妙なほど反応が鈍く

彼らは慢性的に「覚醒が不足」している状態にあり
脳の機能を正常にするために刺激(犯罪など?)を必要としているという。

 ①脳波・・・ASPの脳波のパターンは脳の未熟さを

意味しており、つまりASP体の成長に比べて脳の発達が遅い

・・・繰り返し他人の生活を破壊し、なお被害者の気持ちを

まったく理解しない人間は実際に情緒的または倫理的な
面で脳の発達が遅れていると思われる。

  ②心拍数・・・普通の人間なら不安がわき起こって

しかるべき状況、例えば嘘をついたり罪を犯したり

危険性の高い行動をしている時にも心拍数が上がらない。

・・・慢性的な覚醒の不足の証拠と考えられる。
  ・自分が犯した悪い行いの証拠をつきつけられても平然
  ・不安や恐れや罪の意識などまったく表に出すことなく平然と反社会的行動ができる
(p.154)

3 comments:

  1. 【ギャングストーカーと自己愛性人格障害】
    DSM‐Ⅳによる自己愛性人格障害(Narcissistic Personality Disorder)の診断基準

    誇大性(空想または行動における)賞賛されたいという欲求、 共感の欠如の広範な様式で、以下のうち、5つ(またはそれ以上)で示される。

    1.自己の重要性に関する誇大な感覚。自分の業績や才能を誇張する。
    「オレ様は他人のプライバシー何でも覗きするんだぞ、オイヒヒ」

    2.限りない成功、権力、才気・・の空想にとらわれている。
     「オレ様は警察より上だけどね、オイヒヒ」 

    3. 自分が特別であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人(権威的な機関)にしか
    理解されない、または関係があるべきだと信じている。
     「オレ様の価値を認めてくれるのは主犯格の偉い犯罪者様だけだ、オヨヨ」

    4. 過剰な賞賛を求める。
    5. 特権意識、つまり特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。
     「オレ様は特別なストーカーだ。プライバシー窃盗や、被害者へ集団で代わるがわる
      精神的苦痛を与え殺す権利があるのら、オイヒヒ」

    6. 対人関係で相手を不当に利用する、つまり、自分自身の目的を達成するために他人を利用する。
    「オレ様の優越感や支配欲を満たすためなら被害者にいくらでも苦痛を与える権利があるのら、オイヒヒ」

    7. 共感の欠如。他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。 
    「被害者の苦しみを見るのは楽しいな、オイヒヒ」

    8. しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。
    「学歴・才能・出自・人格・・・オレ様にないものをひとつでも持つやつは嫌がらせしてやる。捕まらず犯罪やれるの羨ましいだろ、オラは勝ち組、オイヒヒ」

    9. 尊大で傲慢な行動、または態度。
    「(集団で犯罪やって)オラ達はおまえらを支配してやっているのら、オイヒヒ」

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  2. 【ストーカー集団と反社会性人格障害】

    ●DSM-Ⅳによる反社会性人格障害の診断基準

    他人の権利を無視し侵害する広範な様式で、15才以来起こっており、以下のうち3つ(またはそれ以上)によって示される。(一部略)

    ○法にかなう行動という点で社会的規範に適合しないこと。これは逮捕の原因になる行為を繰り返し行うことで示される。
    (※覗き・つきまとい・嫌がらせなど人権侵害、プライバシー侵害を繰り返す)

    ○人をだます傾向。これは自分の利益や快楽のために嘘をつくこと、偽名(※通名、匿名も)を使うこと、または人をだますことを繰り返すことによって示される。
    (※覗き、嫌がらせ・かわるがわるのつきまとい・人殺しなどやっていない、集団ストーカーなど存在しないと繰り返し嘘をつく)

    ○易怒性および攻撃性。これは身体的な喧嘩または暴力を繰り返すことによって示される。
    (※暴力には言葉、嫌がらせによる暴力もある)

    ○自分または他人の安全を考えない向こう見ずさ。
    ○一貫して無責任であること。これは仕事を安定して続けられない、または経済的な義務を果たさない、ということを繰り返すことによって示される。
    (※ストーカー組織を持つ集団のひとつ朝鮮総連とその配下はまともに税金を払わない--『朝鮮総連の大罪』より)

    ○良心の呵責の欠如。これは他人を傷つけたり、いじめたり、または他人のものを盗んだりしたことに無関心であったり、それを正当化したりすることによって示される。
    (※被害者の苦しみや、自殺を見て喜ぶ)

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  3. 【日米の精神科医が生き残りたければ、今なすべきこと】

    民度の高い欧州ではすでに
    イタリアで精神病院が完全廃止、イギリスでも全廃が検討されているのを
    よく勉強されている方は、ご存知だろう。

    権力者たちの権力争いや弾圧の道具としての「精神病」を精神科医たちが
    常に捏造しつづけてきた事実を考えれば、むしろ遅きに失した感さえある決断だ。

    時代の流れに対しほとんど周回遅れをとっているともいえる日米の
    精神科医がこれから廃業の憂き目にあわない道が残っているとすれば
    既に大量に発生してしまった集団ストーカー/ガスライティング犯罪者たちを
    一網打尽に強制入院させることができるよう法改正に動くことだろう。

     自分らの利権確保のためなら、患者の利益などさておいて
    露骨に立法に影響行使してきた医師会なら、
    本気になればそれくらい不可能でもないだろうし、
    プライバシー窃盗やストーキングがやめられなくなった大衆を
    「変態」として「治療」に乗り出せばその夥しい数からしても
    格好の金ヅルになる。

    強制入院の対象者には政治家や警察官僚、マスコミ商売人、
    はては精神科医自身も
    含まれることになるだろうが、彼らが
    芋づる式に雁首そろえて「病床に就く」姿は
    人格障害治療の最先進国として世界の話題をさらうに違いない。

    テクノロジー犯罪や集団ストーカー犯罪の被害者を精神病にでっちあげる
    犯罪行為と違い、本物の人格・精神障害者を治療するのだから
    うしろめたさとも無縁なはずだ。
    必要なのは正しい行いができる勇気だけ。

    さあ、正義を行使でき悪人も救えるこの法案いかがだろうか?

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