Saturday, December 17, 2011

“Sociology Now” Kimmel, Michael and Amy Aronson著

【責任の霧散】Diffusion of Responsibility

One of the characteristics of large groups is that responsibility is diffused.  The chain of command can be long enough or authority can seem dispersed enough that any one individual, even the one who actually excecutes an order, may avoid taking  responsibility for his or her actions….This dynamic leads to the problem of bystanders: those who witness something wrong, harmful, dangerous, or illegal, yet do nothing to intervene.

[Caption under the picture of this page]
Group comformity and large bureaucratic organizations can often lead to a diffusion of responsibility – which leads people to claim they were “just following orders.” … Field Marshal William Keiter testifies at the Nuremberg trials in 1946.  He was hanged as a war criminal (80).

【傍観者】の問題:
 最も有名な事件のひとつは、1964年

ニューヨークの閑静な住宅街で
 キティジェノヴィーズが自宅アパートの前で

殺害された事件だ。暴漢が彼女を殴り


刃物で刺している間、彼女は叫び続け、

30人以上もの住民がアパートの窓から

それを目撃し叫び声を聞いていたにも関わらず、

だれひとり警察に通報せず、彼女は死亡した
(p.80)

(翻訳者:n)
“Sociology Now” Kimmel, Michael and Amy Aronson

4 comments:

  1. 傍観者効果(英:bystander effect)とは、社会心理学の用語であり、集団心理の一つ。 ある事件に対して、自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさない心理である。傍観者が多いほど、その効果は高い。 これは、以下の3つの考えによって起こる。

    •多元的無知 - 他者が積極的に行動しないことによって、事態は緊急性を要しないと考える
    •責任分散 - 他者と同調することで責任や非難が分散されると考える
    •評価懸念 - 行動を起こした時、その結果に対して周囲からのネガティブな評価を恐れる
    (WIKI)

    ReplyDelete
  2. Kimmel, Michael and Amy Aronson著 “Sociology Now” は現在アメリカの大学で広く使われている教科書だが、同ページ (p.80)には「自分は命令に従っただけだ」とニュールンベルグ裁判で抗弁する元ナチス高官の写真が大きく載せられ【責任の霧散】の例としてとりあげられている。

      ギャングストーキングの本家・本場のアメリカも日本の悪徳警官に負けない勢いで多数の警官が勤務中に公用車(パトカー)を使ってギャングストーキングしている。その姿はもはやアメリカの風物詩になっている感さえある。

    だが、破竹の勢いでナチスが快進撃を続けていたとき「ただ命令に従っているだけ」だった者たちの誰ひとり、自分がやがて絞首刑になるなど思いもよらなかっただろう事実を考えてみて欲しい。

    つまり諸行無常のこの娑婆世界で、絶対・永遠なものは何ひとつ無い。今日、大手を振ってギャングストーキングしている警官もやがて自分らが苦しむ番が必ず来るということだ。

    集団ストーキング犯罪に協力したばっかりに絞首刑に遭って死んだり、地獄でのた打ち回らないように、罪無き人間を付け回し苦しめ殺すような命令を断固拒否できる勇敢な警官が現れることを期待したい。

    ReplyDelete
  3. 集団ストーカー加害者は、皆がちょっとだけ参加するだけだから、一人一人は何の責任感も無く気軽に参加してる。
    でも、加害者は一人の被害者を一瞬だけ相手しているだけだが、被害者は不特定多数の加害者の幼稚な嫌がらせに四六時中関わる羽目になる。
    加害者はこれがどれだけ精神的に負担になるか分かってんのかな。

    ReplyDelete
  4. グループ呆けすると白黒がわからなくなってしまう。
    どんな悪いことでも集団でやると悪い気がせん。
    このグループ呆けのために、どこやらで自己を見失ってしまう。

    『澤木興道老師のことば』櫛谷宗則編

    ReplyDelete