tag:blogger.com,1999:blog-472129080083037374.post2793277025437412424..comments2023-12-15T08:27:01.535-08:00Comments on 新しいタイプの人権侵害と暴力 Unprecedented Human Rights Violations: On Being Sane In Insane Places ローゼンハン論文nhttp://www.blogger.com/profile/15732451581955681414noreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-472129080083037374.post-3753720992375937332013-09-13T17:16:04.249-07:002013-09-13T17:16:04.249-07:00ローゼンハン論文に登場する「タイプ2エラー」ですが、念のためウィキ日本語版を見ると、かなり解りにくい...ローゼンハン論文に登場する「タイプ2エラー」ですが、念のためウィキ日本語版を見ると、かなり解りにくい説明しか載ってないので、補足を。「タイプ2エラー」とは例えばHIV検査を行なう際、罹患していないのに「罹患している」と誤判定(タイプ2エラー)するよりも、罹患しているのに「罹患してない」と誤判定するほうが、その結果おこる問題が重大なので、医療検査においては基準数値を少しきびしくしておき、罹患していないのに「罹患している」という誤判定(タイプ2エラー)がある程度出るのは、やむを得ないこととしましょうという概念ですね。<br /><br />しかしこれがローゼンハンの行なった実験において、精神異常でもないのに「精神異常者だ」と医師が誤診断を下した言い訳にはならない理由がいくつか述べられています。例えばご、第2回実験では、今度はサクラとして参加した全員がもともと精神異常(と既に診断された)者であったのに、そのうちの数名を「正常者」だと誤診してしまっているから、などですね。<br />(n)nhttps://www.blogger.com/profile/15732451581955681414noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-472129080083037374.post-43054823466838988242013-09-06T05:21:05.265-07:002013-09-06T05:21:05.265-07:00ローゼンハン実験(Rosenhan experiment)は、心理学者デイビッド・ローゼンハンによっ...ローゼンハン実験(Rosenhan experiment)は、心理学者デイビッド・ローゼンハンによって行われた精神疾患の診断の有効性についての実験であり、1973年雑誌サイエンスに『狂気の場所の正気の存在("On being sane in insane places")』の題名で掲載。この実験は、精神疾患の診断について重要な研究と見做されている<br />この実験は2部で構成される。<br />1:精神疾患の診断を受けていない疑似患者(3名の女性、5名の男性)は幻聴があるふりをして、アメリカ合衆国内5州に位置する12の精神病院の入院許可を得る。全疑似患者は精神疾患があると診断される。入院時、疑似患者は幻聴は無くなったと病院に伝える。全疑似患者は病院によって、精神疾患(8名中7名は、統合失調症の回復期であると診断を受ける)があることを認めること、抗精神病薬の服用を条件に退院許可を出す。 疑似患者の平均入院期間は19日間。<br />2:これに反応した医療機関は、ローゼンハンが送り込む疑似患者を特定すると伝える。 ローゼンハンはこの提案に同意し、医療機関は新しい患者193名のうち、41名を疑似患者の可能性があり、精神科医1名と職員1名により、19名を疑似患者と疑いをかけた。しかしながらローゼンハンは1人も疑似患者を起こり込んでいなかった。<br />この調査研究によって、「精神病院施設内において正気と狂気を区別することは不可能であること」…を結論とした<br /><br /><br />類似する実験<br />• アメリカ合衆国の調査報道者ネリー・ブライは、1887年に精神疾患のふりをして精神病院へ入所。 施設内の劣悪な環境を報じた。 調査結果は、『狂気の家の10日間(Ten Days in a Mad-House)』として出版<br />• 2008年、BBCホライゾン『"How Mad Are You?"』制作。5名の過去に精神疾患と診断を受けた人物と、5名の過去に精神疾患の診断を受けたことが無い人物合わせて10名の生活様子から、3名の精神疾患診断の権威が過去に精神疾患と診断を受けた5名を特定する科学ドキュメンタリー 専門家は、全10名中、2名を特定、1名を誤診、2名の診断経験を持たない人物を診断を受けたことがあると誤診<br />(Wikipedia)nhttps://www.blogger.com/profile/15732451581955681414noreply@blogger.com